東京都内の大学病院が、新型コロナウイルスに感染した入院患者を検査したところ、半数近くが変異ウイルスに感染していたことがわかった。
変異ウイルスの感染状況の全体像を把握できていないおそれがある。

東京・品川区の昭和大学病院が自主的に検査したところ、新型コロナの患者11人のうち、少なくとも5人が、変異ウイルスに感染していたことがわかった。

昭和大学病院・相良博典院長「比較的(変異ウイルスの)陽性率は高いと思います。(さらに)全員を調べると、もう少し出てくる可能性はあるかなと」

変異ウイルスの患者は、厚生労働省の基準で、退院にはPCR検査で2回陰性を確認する必要がある。

昭和大学病院・相良院長「(従来)以上の病床数の確保が要求されるので、ちょっと厳しい状況になってくるかなと思います」

新型コロナ感染者が変異ウイルスかどうかの検査数は、兵庫県では6割を超えているが、東京はまだ1割程度にとどまっていて、政府は、4割まで高める方針。

昭和大病院の相良院長は「検査数が少なく、把握しきれていないのが現状で、検査数を増やせば、より多くの人が感染していることがわかるのでは」と指摘している。

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