4月1日、まん延防止措置が初めて適用される。

大阪府・吉村知事「現在の大阪の感染状況を見たときに、国に『まん延防止等重点措置』の要請をし、より一段強い感染症対策を実施する必要がある」

31日、全国で初めてとなる、まん延防止等重点措置の適用を国に要請した大阪府。

重点措置が適用された場合、大阪市内の飲食店などに、営業時間を午後8時までに短縮するよう要請を行う方針。

31日夜も、多くの人でにぎわう大阪・ミナミの繁華街。

「おでんと地酒 てんまみち中川」は、前回の緊急事態宣言中は休業し、3月1日から営業を再開したばかり。

罰則付きの時短命令が可能となる“まん防”の適用要請に、ため息を漏らす。

おでんと地酒 てんまみち中川・中川憲三店主「強制力がどれくらい強くなるかが心配。人出も限られて予約もないという状況であれば、休業させてもらった方が助かるなと思うときもある」

おでんと地酒 てんまみち中川・中川和子さん「うちは結構遅い時間に(客が)来るので、やっぱり午後8時まではしんどい」

31日、1月23日以来の500人超えとなる599人の感染が確認され、リバウンドが鮮明となった大阪府。

なぜ感染が急拡大しているのか。

31日の大阪府の対策本部会議「20代・30代がこれまでにない急増をしている。若い方を中心に感染が急拡大している。居酒屋・飲食店・バーの関係者も増加している。旅行に参加したというエピソードをお持ちの方も増加している。送別会・卒業式というエピソードも増えている」

そして、31日に開かれた新型コロナ対策を厚生労働省に助言する専門家会合では、関西圏での感染拡大が強く懸念されると危機感が示された。

厚労省アドバイザリーボード・脇田座長「明らかなことは、各地で感染拡大が始まってきている。大阪では、多数の感染者が発生している中で、変異株の報告が増加している。今後の感染拡大も予想され、速やかに適切な対応を行うことが求められる」

第4波の懸念が高まる中、菅首相は、1日に対策本部会議を開き、まん延防止等重点措置を大阪府に初適用する考えを示した。

菅首相「本日夕方、大阪府から要請があり、政府としては自治体としっかり連携しながら、この対策に取り組んでいきたい」

また政府は、大阪府のほか、兵庫県など複数の県への適用も検討していて、自治体との調整を進めている。

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