カタツムリの世界にも「コスパ」の概念が!
この記事の画像(5枚)兵庫県で男性がみつけた殻が「透明」なカタツムリ。
こちらは日本の固有種で「コハクオナジマイマイ」という種です。
実はこの殻は、色をつけていないわけではなく、殻が薄いために本体が透けて見えるようです。
カタツムリと言えば、殻に閉じこもって身を守るイメージですが、このカタツムリはなぜ敢えて殻を薄くしたのでしょうか?
神秘的な理由と思いきや、実は「コスパ」が理由のようです。
【記事を見る】“スケルトン”なカタツムリ発見!色が薄い理由はコスパだった!?
「スケルトン」って英語でなんて言うの?
“スケルトン”なカタツムリ発見!色が薄い理由はコスパだった!?
Translucent snails have been found! Being pale is cost-efficient for them?
【解説】
ここでは「スケルトン」と言う表現に、
translucent (半透明な)を使います。
スケルトンは日本語で「透けて見える」ものを指すことが多いですが、
skeletonは骨組み・骸骨を意味をするので、ニュアンスが異なります。
他にも、transparent (透明な)も使えますが、
translucent よりも透き通って向こう側がクリアに見えるニュアンスです。
同じ意味で、see-through (透けて見える・薄手の・見通す)も使えます。
日本語で「シースルー」はファッションなどでもよく耳にします。
「コスパ」という表現は、第26回もチェック!
cost-effectiveness (費用対効果) 、
good cost performance (コスパがいい)、
poor cost efficiency (費用効率の悪さ) 、
good value for money (値段の割に良いもの)、
など様々な表現方法があります。
比喩表現の際には注意!
【例文】
彼女はシースルーのトップスを着ていたので、透き通るような肌がみえてドキドキした。
Her see-through top exposed her clear skin and it made me blush.
すきとおるような肌は本当に透き通っているわけではない(そうだとすると透明人間です)ので、
こういう時はclear skin を使うんですね!
それでは次回もお楽しみに。
Good luck!
(連載「コレ英語で言えますか?」第57回 / 毎週土曜更新)