2年ぶりに開催される、フィギュアスケートの世界選手権。

その練習リンクに姿を見せたのは、羽生結弦選手(26)。

会場には、新型コロナウイルスの影響で、2020年の全日本選手権には帯同できなかったオーサーコーチも駆けつけ、久しぶりに、師弟そろって大会に臨む。

羽生選手「きょうは何する? とか、あしたの練習こうしようとか、そういう話をしました」

今大会は、選手たちもマスクをしてウォーミングアップをするなど、感染対策への意識は高く持っている。

それは、羽生選手も同じ。

マスクをしたままの状態で、フリーの「天と地と」の曲かけ練習を行った。

マスクをしたままの激しい動きは、やはりかなり負担が大きいのか、滑り終わったあと、深く息を吸い込む姿も見られたが、当の羽生選手は、「特に僕にとっては、何も変わらないというか、マスクしなきゃいけないなとか、人との距離感だったり、手指の消毒だったり、そういったことはかなり注意はしますけど、影響はないというか、何も変わらないと思いながらやっています」と話した。

特別な環境の中でも、いつもと変わらず練習に臨む羽生選手。

しかし、勝負の鍵を握る4回転ジャンプで、着氷が乱れた。

羽生選手「最初、ちょっと気合が入りすぎというか、いつもの空回りみたいなものが一瞬あったので、自分のことをいろいろコントロールしながら、自分のペースも守りながらやれたと思います」

慣れてきた後半には、羽生選手らしい高いジャンプで、得意のトリプルアクセルを着氷すると、4回転トゥループのコンビネーションなど、難しい4回転ジャンプを次々と着氷。

4年ぶりの世界王者返り咲きが期待される羽生選手。

今大会は、2022年に開催される北京オリンピックの出場枠もかかる。

羽生選手「(北京五輪の)枠取りに関しては、最大限貢献したいなと思っています。あとは、とにかく自分が目指している良い演技を、毎日1つずつ重ねていって、グラデーションのようによくなっていってくれればと思います」