アメリカ太平洋艦隊は8月21日にシンガポール沖でタンカーと衝突したイージス駆逐艦ジョン・S・マケイン(タイトル写真)を横須賀で修理することを4日発表した。
ジョン・S・マケインは横須賀に配備されているアメリカ海軍の弾道ミサイル防衛能力のあるイージス艦7隻のうちの1隻で、事故の犠牲になった10人の乗組員の追悼式が先日行われたばかり。
事故後、ジョン・S・マケインはシンガポールのチャンギ基地で修理の可能性について調査が行われ、重量運搬船により横須賀のアメリカ軍艦船修理廠に運んで修理することになったとのことだ。
ジョン・S・マケインはすでにチャンギ基地を離れたとされている。

ジョン・S・マケインの事故の前には、6月に同じく横須賀配備の弾道ミサイル防衛用イージス駆逐艦、フィッツジェラルドも伊豆半島沖でコンテナ船と衝突し7人の犠牲者を出しており(写真下)ミシシッピー州パスカゴーラの造船所に移して修理することになっている。

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ここで横須賀に配備されているアメリカ海軍の艦船の表を見てみよう。

2隻の事故により北朝鮮の弾道ミサイルの脅威が続く中、横須賀に配備されているアメリカの弾道ミサイル防衛用イージス艦は7隻から5隻に減ったことになる。
アメリカ軍はもともと来年、弾道ミサイル防衛用イージス艦ミリウスを横須賀に配備する予定で、2隻の事故を受けた形のそれ以上の新たな配備が行われるかどうかは明らかにされていない。
尚、アメリカのニューズウィーク誌はジョン・S・マケインがサイバー攻撃を受けていた可能性についてアメリカ海軍が捜査していると報じていた。
しかし、そのサイバー攻撃という事実の正否自体、明らかにされることはない。なぜならサイバー攻撃による衝突事故となれば攻撃が成功したことを相手に知らしめることになるからだ。
(文責:松島 スタッフ:能勢・北原)

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