韓国でTHAAD(サード)対空ミサイル・システムのミサイル発射装置4基が新たに展開場所に追加配備された。
この画像は7日朝、THAADが配備されている星州郡(ソンジュぐん)のゴルフ場跡地にシステム支援の車両が運ばれる画像だが配備反対派のデモなどがあった模様だ。

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THAADの発射機はすでに2機が展開しているが文在寅政権はこれまで「環境評価が先だ」として追加配備を遅らせていた。
中国は北朝鮮の核実験については「断固たる反対と強い非難を表明」しながらも、この件に対しては「中国を含む地域諸国の戦略的安全の利益を損ねるので断固反対」している。
従来中国はTHAADシステムのAN/TPY-2レーダーが中国のミサイルもキャッチするのではないか、だから反対しているのではと見られていて、今回も配備を即時停止し関連設備撤去を求めている。

さてその中国が5日未明、空軍防空部隊による演習を実施した。
場所は中国北部・渤海湾(ぼっかいわん)周辺で、数発の地対空ミサイルを、海上を低空飛行する標的に命中させたとのことだ。タイトルの写真はHQ-6A地対空ミサイル、さらにLD-2000地対空機関砲も使われた(写真下)

このLD-2000は移動中はレーダーを格納する方式だという。
今回の中国空軍の防空部隊は中国の揚子江と黄河に挟まれた華中地方から空軍某試験・訓練基地に転戦、実践訓練をしている。
下の写真は転戦時、装備に偽装網をかけている様子。

実践訓練とするため、鉄道からの積み下ろし、バイクによる行軍、陣地迅速占領などの訓練を行ったとされる。
中国側は定例訓練だったとしているが自国領ではない所に行くことを想像させる「陣地迅速占領」という実践さながらの訓練は、はたして何を意味するのだろうか・・・

(文責:松島 スタッフ:能勢・北原)