世界最大級のアイドルフェスティバルTOKYO IDOL FESTIVAL 2019=通称TIF(ティフ)。

8月3日に行われたTIF2日目のようすをリポートする。

<初日記事:アイドリング!!!が一日限りの復活!!! 【TIF2019】初日前半リポート
<初日記事:Berryz工房大好きスッペシャル!にハロプロ好きアイドル大集結! 【TIF2019】TIF初日後半リポート
<3日目記事:素顔非公開の新体制「BiS」お披露目サプライズ “大人の魅力”全開コラボも 【TIF2019】3日目リポート
<グランドフィナーレ記事:「走れ!」から「3WD」まで10周年をコラボステージで再現!【TIF2019】グランドフィナーレ

NGT48(SMILE GARDEN)

SMILE GARDENの通常の開演時間を早めて午前9時10分から登場したのは、この日、活動を再開したNGT48

 
 
この記事の画像(22枚)

一連の騒動について謝罪した後、「Maxとき315号」「青春時計」「春はどこから来るのか?」「今日は負けでもいい」「世界はどこまで青空なのか?」を披露。

 
 

最後に「本日はありがとうございます。今年もTIFのステージに立てたことが本当に嬉しいです。NGT48はここらか全員でまた一から頑張っていきます。応援よろしくお願いします」と締めくくった。

BNK48(SMILE GARDEN)

BNK48はタイ・バンコクを中心に活動するAKB48グループの海外姉妹グループ。日本で見られる機会のそう多くないBNK48の貴重なステージ。

 
 

出演メンバーは(ニックネーム)Bamboo、Mewnich、Music、New、Pupe、Satchanの6人。「会いたかった」を日本語とタイ語混じりで披露した後はオリジナル曲「BNK48」。「次のSeason」など聞いたことのあるAKB48の曲をタイ語混じりで歌うのが新鮮に響く。

 
 

MCでは「盛り上がってますか?」が「盛り上がりまっかー?」と関西弁風?なってしまうなどカタコトの日本語も可愛い。「ジャーバージャ」「Reborn」「君のことが好きだから」と6曲披露した。

大野姉妹 with カネハマヒカリ(SKY STAGE)

今年3月に初お披露目となったばかりの3人ユニット、大野姉妹 with カネハマヒカリ。沖縄出身の「歌うま」ボーカル、カネハマヒカリの透き通る歌声が湾岸スタジオ屋上のSKY STAGEに広がる。

カネハマヒカリ
カネハマヒカリ

モデルでもある大野真依がギターを担当。

大野真依
大野真依

ピアノを担当する大野ひまりはTIFで行われた「週刊プレイボーイ presents "ナツ☆イチッ!オーディション2019"」で見事、ナツ☆イチッ!クイーンに輝いた。

大野ひまり
大野ひまり

たけやま3.5(SMILE GARDEN)

愛媛在住のエンタメガールズバンドたけやま3.5はSMILE STAGEに登場。驚異の顔面偏差値!のキャッチフレーズ通りのビジュアルの高さがスゴイ。ボーカル武田雛歩、ベース星川遥香、ドラム脇田穂乃香、ギター濱邊咲良のバンド編成で登場。

 
 

2018年のTIFに初出場し注目を集め、2019年3月には無料ながらZeppDiverCityでのライブを大成功させた実績をひっさげてのTIF出演となった。「LIVE ALIVE」「Seranade」「8969」といった定番曲に加え、新曲「Dreamer」を披露。

 
 

武田雛歩の「SMILE GARDENに立たせて貰ったのは初めて」と愛媛弁の混じったほんわかしたムードのMCがロック調の楽曲とのギャップが面白い。

 
 

IDOL SUMMER JAMBOREE Day2(SMILE GARDEN)

SMILE GARDENでのTIF名物スペシャルユニット企画IDOL SUMMER JAMBOREE。2日目は鈴木萌花・市川優月・小島はな(アメフラっシ)/熊澤風花・里仲菜月・白岡今日花(Task have Fun)/鶴見萌・山本莉唯(虹のコンキスタドール)/紅竜真咲・草歌部宙(風男塾)/香山あむ・福本カレン・工藤茶南(monogatari)が登場。

1曲目はTask have Funの鉄板曲「3WD」をTask have Funの3人とアメフラっシの3人とmonogatariの3人でカバー。「3WD」は3人組のTask have Funが“3輪駆動で突き進む”という歌なのだが、このステージでは3人×3人×3人での大迫力でのパフォーマンスとなった。

 
 

続いてアメフラっシの「明後日の方向へ走れ」をアメフラっシと風男塾でカバー。風男塾は女性による男装ユニットで、アメフラっシと同じ振り付けでも微妙に男性っぽいのが面白い。

3曲目は虹のコンキスタドールの超鉄板曲「トライアングル・ドリーマー」を風男塾を除く全員でカバー。三角形の振りで客席と一体となっていた。

 
 

続いてmonogatariの「MONOGATARI」をmonogatariと虹のコンキスタードルでカバー。最後は風男塾の「同じ時代に生まれた若者たちよ」出場者全員でカバー。コラボ後に風男塾から「男らしい振りはどうだった?」と聞かれたTask have Funの白岡今日花は「普段やらない動きが多くて新鮮でした」と話していた。

 
 

IDOL SUMMER JAMBOREE ACOUSTIC(SMILE GARDEN)

日中の猛暑も夕暮れとともに和らぎ、少し涼しい風も吹き出したSMILE GARDENでは、歌唱力に定評のあるメンバーが大集結するIDOL SUMMER JAMBOREE ACOUSTICが行われた。有名楽曲をアコースティックアレンジでアイドルのボーカル力を最大限に感じられるステージだ。

1曲目は猿岩石「白い雲のように」を村上瑠美奈(predia)、塩川莉世(転校少女*)、清水理子(虹のコンキスタドール)でカバー。

 
 

2曲目はあいみょんの「マリーゴールド」を長月翠(シュークリームロケッツ・LaLuce)、諸橋沙夏(=LOVE)と原田珠々華がギター伴奏込みでカバー。

 
 

3曲目はHYの「366日」を湊あかね(predia)、舞花(放課後プリンセス)、 MAINA(大阪☆春夏秋冬)のIDOL SUMMER JAMBOREE ACOUSTIC常連組による絶品カバー。

「366日」の好きな人を想う歌詞に、大阪☆春夏秋冬のMAINAは歌った後の感想で「この一年で解散してしまった好きなアイドルさんのこと思って歌ったらグっと来てしまって…ただそのアイドルさんたちのお陰でTIFも10周年を迎えられたんだなと思って」と話していた。

 
 

4曲目は米津玄師の「Lenon 」を奏未来(ael-アエル-)、日向ハル(フィロソフィーのダンス)、樋口なづな(SUPER☆GiRLS)の3人で披露。男性ボーカルの女性カバーは歌の雰囲気がまたガラっと変わって聞こえた。

 
 

最後は出演者全員でZONEの「secret base 〜君がくれたもの〜」をカバー。MAINAの話にもあった2018年にTIF初回から出演を続けていたアイドルの解散が相次いだことを踏まえると、10年後の8月に再開できることを願う歌詞を10周年を迎えたTIFで聞くのは感慨深かった。

 
 

日向坂46(SMILE GARDEN)

SMILE GARDENの2日目のトリを務めたのは日向坂46。欅坂46の下部グループとして2019年2月まで「けやき坂46」として活動してきたが、晴れて単独グループとしてデビューしTIFに日向坂46として帰ってきた。

 
 

「ドレミソラシド」「キツネ」と最新曲を続けて初披露。フォーメーションを次々と変えながら一糸乱れぬ群舞が息を呑むほど素晴らしい。

 
 

MCでも「日向坂46としてTIFに出演するのは初めて」と単独グループへの昇格を喜んでいた。
「JOYFUL LOVE」「キュン」「NO WAR in the future」と5曲を披露した。

 
 
プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。