北朝鮮の弾道ミサイル「スカッドER」発射をうけ、8日に行われた国連安保理の緊急会合では北朝鮮に対する制裁の実施に向け一層努力することなどが確認された。
日本やアメリカなどからは制裁の確実な実施のために新たな行動を求める声が相次いでいる。
アメリカのヘイリー国連大使(写真中央)は会合後の記者会見で「北朝鮮への対応を見直す必要がある」とした上で「あらゆる選択肢を考える」とさらに強い措置を示唆した。

一方、中国の王毅外相は8日、北京で会見し「北朝鮮は核ミサイル開発を、アメリカと韓国は大規模軍事演習を一時停止することを提案する。双方が同時にブレーキをかけるべき」と主張、また韓国で配備が始まった地上配備型迎撃システム「THAAD(サード)」については「中韓関係の最大の問題で、導入は誤った判断。配備を中止しなければ間違った道を歩み続けることになる」と強く批判した。
王毅外相は米中関係については「よい方向に安定的に移行し発展しつつある」と関係改善を強調、外交関係はより複雑になってきている。

3月10日(金)午後7時からの「週刊安全保障」では北朝鮮のスカッドER発射を受け、同時発射された弾道ミサイルにどう対応していくかなど、激変する世界の安全保障状況を2時間生配信でお伝えする。


(文責:松島 スタッフ:能勢・中西・北原)