アメリカのトランプ大統領は27日、来年度の国防費を「歴史的に増大させる」と発表した。
その額は約6兆円。テロ対策の軍事費が大幅アップし、環境対策などの費用が削減される見通しだ。
トランプ大統領は、国防費の増加について「公共の安全と国家安全保障のための強力な予算になる」と説明。
増加分は前の年度に比べ10%アップの540億ドル=およそ6兆円になる見通しで、テロ対策や、中国が覇権を強める南シナ海での対応などにあてられるとのことだ。
この金額は国防以外の他の政府機関の予算を削減して賄われる予定で、環境対策や、海外支援の予算が削られるとアメリカメディアは伝えている。

アメリカの国防費というのは日本の安全保障と非常に密接な関係がある。
トランプ政権では海軍長官や陸軍長官に名前があがった人たちが次々に辞退していて、この先予算の細目をどうやって詰めていくのかという大きな課題も残っている。
トランプ大統領は日本時間の1日、初めての議会演説を行う予定で、こうした方針を反映させるとみられ、世界各国の反応が注目される。

(文責:松島 スタッフ:能勢・中西・北原)