ロシアのショイグ国防相は22日、北方領土や千島列島に新たな師団を配置する考えを表明し「配置は今年中に完了する」としている。
北方領土を巡ってはロシアは2016年11月、国後島と択捉島に最新鋭ミサイル「バル(写真右)」「バスチオン(写真左)」を配置、現在両島あわせて3,500人規模のロシア軍が駐留するとされている。
2月初めには北方領土の無人島に歴代のロシアの軍人の英雄や政治家の名前を付けており、これはロシア政府の意思を示すものと思われる。
そこに、さらに1万人規模になるかもしれない「師団」を配置するというのだ。

オホーツク海に配備された原子力潜水艦からSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)が発射されるというシチュエーションを想定すると、射程は直接アメリカ本土に及ぶ。
ロシアとしては戦略ミサイル原潜の聖域であるオホーツク海を守るという実力と姿勢を示していると言えるだろう。
(文責:松島 スタッフ:能勢・中西・北原)