続いては、県議会です。

山形県議会で、1つの議案を巡って大きく揺れています。「副知事の続投に賛成か反対か」。24日の本会議での採決に向けた動きは、まさに先月の知事選の「第二幕」にも見えてきます。

(県政クラブ・木村忠三代表)

「県民のことを第一に考えて採決に臨んでほしい」

(共産党山形県議団・渡辺ゆり子県議)

「選挙では様々あったと思うが県民のために協力していていくのがあるべき姿」

22日、県議会の2つの会派からあがった意見は、最大会派・自民党に向けられたもの。今月18日に提出された若松正俊副知事を続投させる人事案について、自民党は翌19日の議員総会で全会一致で「同意しない方針」を固めたことがわかりました。

若松副知事は吉村知事の右腕、県の事務方のトップ。自民党は知事選で浮かび上がった「県と市町村との連携不足」の要因が、「副知事」にもあると判断したと見られます。

この件について自民党は22日、「ノーコメント」としましたが、他の会派は。

(公明党・菊池文昭県議)

「新しい流れ・考えのもとで人事が進むことが一番良い。(若松さんでなくという意味?)そう捉えていい」

(県政クラブ・木村忠三県議)

「多くの県民が評価して吉村知事を当選させた。その当選はイコール若松副知事の評価にもつながっている。人事案件には賛同していきたい」

(共産党山形県議団・渡辺ゆり子県議)

「ここで同意しなければ空白になってしまう。この大変な状況で県政にとっても県民にとっても大変な損失」

県政クラブ、共産の他、無所属の2人も同意すると見られますが、全ての議員43人のうち26人が自民。24日の採決で人事案は「賛成少数」で不同意となる公算が大きくなっています。

この件を巡り22日、最上の7人の町村長が協議し、否決を考え直すよう自民党県連の森田幹事長に要望書を提出しました。

(舟形町・森富広町長)

「副知事が不在になると県民生活に大きな支障をきたす。そうさせてはいけないと声をあげるべきだと」

考え直すよう求める動きは産業界にも広がっていて、24日の採決が注目されます。