今後の課題はやはり、クラスター対策となりそうです。

 北海道内では2月23日、新型コロナウイルスで5人が死亡し、新たに札幌と旭川市でクラスターが確認されるなど66人が感染しました。

 北海道内では23日、新型コロナウイルスの患者5人が死亡しました。

 新たな感染者は札幌で37人、旭川市で15人、後志地方で10人などあわせて66人です。

 札幌で新たな感染者が30人を上回るのは11日ぶりで、新たに「障がい福祉サービス事業所」で利用者10人と従業員3人の感染が確認され、クラスターと認定されました。

 一方後志地方では、倶知安町のひらふ地区で開かれたパーティーの参加者など5人の感染が確認されました。このパーティーに関連する感染者はこれで14人となりました。

 また旭川市では、「陸上自衛隊旭川駐屯地」で23日までに6人の感染が確認され新たなクラスターとなったほか、「旭川実業高校」で生徒1人、有料老人ホーム「はぷる211」でも入所者1人が感染するなどこれまでのクラスターも拡大しています。

 北海道内の新規感染者数は減少傾向に入っています。北海道が地域を限定した2月28日までの集中対策期間をどうするのか。検討段階に入っています。

●札幌市・小樽市:「不要不急の外出・往来自粛」

→2月28日で解除検討

●札幌市内の飲食店など:「午後10時までの時短営業」

→解除基準は未達成のまま

 ・週平均10万人あたり新規感染者「15人以下」

  →「8.36人」(23日現在)で達成

 ・病床利用数「110床以下」

  →「121床」(23日現在)で未達成

 この状況について北海道医療大学の塚本容子教授は、「飲食店の時短営業が病床利用数の減少に直結するわけではないと思う」と指摘した上で、「クラスターが起きると病床利用数が増える。この対策をしなければ利用数の基準はなかなかクリアできない」としています。