アルゼンチンで、知人にワクチン接種を優先的に受けさせ、保健相が辞任。

「ワクチンVIP」の見出しとともに、新聞の1面を飾った白髪の男性。

南米アルゼンチンで、ワクチン接種を取り仕切っていたゴンサレス前保健相。

その立場を悪用し、親族や知人のジャーナリストらに、ワクチンを優先接種させていたことが明らかになり、辞任した。

この騒動、“コネ接種”を受けた当のジャーナリストが「ゴンサレス氏のはからいで接種できた」などと発言したことで発覚。

その後、議員や実業家など、特権的階級の面々がコネを利用して接種を受けていたことがわかった。

現地の看護師「完全に憤りを感じます!!」

現地住民「現政権の流れが、ワクチンを独り占めしている。恥ずかしいかぎりだ」

同じく南米のペルーでも、外相や保健相が抜け駆け接種を受けていたとして、辞任に追い込まれている。

抜け駆け接種のたくらみは、アメリカでも明るみに出た。

65歳以上が優先的に接種できるアメリカ・フロリダ州。

34歳と44歳の女性2人は、眼鏡や帽子などで高齢女性に変装し、接種を受けようとして、見破られてしまった。

騒動が相次ぐワクチン接種。
順調に進んでいるのが、イギリス。

2020年12月から始まって以降、およそ2カ月半で、全人口のおよそ27%が1回目の接種を終えている。

スピーディーな接種の背景にあるのが、医療資格を持たないボランティアの協力。

研修担当者「ボランティアが素晴らしくて。このワクチン接種会場を運営するのに、本当に助けられています」

イギリスでは、医療資格がなくても、およそ20時間の訓練を受ければワクチン注射を打つことができるよう、法律が改正された。

接種を受けた人「もし十分に訓練されているなら問題はないわ。ワクチン接種のスピードアップになるし」