核開発をめぐり、イランがアメリカへのけん制を強めている。

イランは、IAEA(国際原子力機関)による核施設への抜き打ち査察を認める「追加議定書」の履行を、23日、停止した。

一方で、イランは先週、テヘランを訪問したIAEAのグロッシ事務局長と、今後3カ月間、必要な査察や監視を続けることで合意した。

イラン最高指導者のハメネイ師は22日、「必要であればウラン濃縮度を今後60%に高めることも可能だ」と述べ、核開発能力を示し、制裁解除に応じないアメリカをけん制した。

イランが基本的な査察を受け入れる今後3カ月の間に、アメリカとの対話の糸口が見いだせるかが焦点となる。