新型コロナ対策で「陰圧(いんあつ)」という言葉が注目されています。

「中」の圧力が「外」より低い状態を指します。

空気は圧力の高い方から低い方に流れることから「陰圧」であれば、中の空気は外に漏れません。

この仕組みを使った「あるもの」が、全国で初めて佐世保市に導入されました。

KTN記者 「高齢者施設の中庭に、ピンクのコンテナが登場しました。新型コロナのクラスターを防ぐねらいがあります」

佐世保市の介護老人保健施設 サクラは、全国で初めて陰圧装置が付いたコンテナ病床を設置しました。

トイレやベッドもあり、発熱など新型コロナが疑われる入所者の隔離だけでなく、入院までの一定期間、コンテナの中で生活したり、治療を受けたりできます。

ウイルスが外に漏れ出ることを防ぐ「陰圧 空気清浄機」も設置され、感染の拡大、クラスター発生のリスクを抑えます。

介護老人保健施設 サクラ 施設長 「施設の中に感染者を入れてしまうと、クラスターの発生を止められません。感染者を隔離してお世話したり、疑いがあるときに何か対策が取れるという安心感につながると考えています」

導入の費用は約1000万円で、長崎県の補助金も受ける予定だということです。