新型コロナウイルスの感染者が2月5日に確認されてから2週間、秋田県内で新たな感染者は出ていない。全国的にも新規感染者の数が減っている中、県内の人出に変化があるのか取材した。

 県内ではこれまで、新型コロナウイルスの感染者が延べ269人確認されていて、2月6日以降、新たな感染者は確認されていない。ここ2週間で人の動きに変化はみられたのか。タラの芽やふきのとうなど、春の山菜が並び始めた秋田市民市場で話しを聞いた。

 2週間 新規感染者が出ていないことについて、買い物に訪れた女性は「何となく落ち着いて安堵感が少しある」「安堵感がある一方で行動に変化はなく、コロナ禍になる前の買い物は2日に1回来ていて、現在は週1回になった」と話した。

 別の男性は、買い物の頻度について「月に2回ぐらいに減った。人の流れはコロナ禍になる前よりはない。相当危機感を感じている。意識的に間隔を空けて、あまり人に近づかないように気をつけている」と話した。

 場内はある程度、人が出ているように見えたが、それでも警戒を続けている人は多く、市場の人出は例年の半分ほどだという。

 青果店の店主は「まだお客さんの心境としては、警戒心を持っている感じ。飲食関係の客が来ないことが深刻な悩みとなっている。まだ警戒心が続いている」と話した。

 また、秋田市民市場の加藤真 専務理事は「飲食店のお客さんも来ていたが、相当厳しいみたいで仕入れに来ないような状況」と話す。今後どう変化があれば人出は戻ってくるかと尋ねると「ワクチンは出来たが、新型コロナの治療薬ができないと出歩かないのではないかと思う」と話した。