宮城県山元町では、地震により現在(2月17日午後6時時点)も一部の地域で断水が続いています。山元町にある病院には、感染症対策として手洗いの水を再利用できる機械が設置されました。

記者リポート

「いまだ断水が続く坂元地区では、水を求めて住民が給水所を訪れています」

先週土曜日(2月13日)の地震で震度6弱を観測した山元町では、一時、2900戸が断水しました。断水は徐々に解消していますが、坂元地区のおよそ200戸では断水が続いていて、町は町内3カ所に給水所を設けて対応にあたっています。

坂元地区の住民

「きのうの夕方には終わると思っていた。仕事から帰ってきてショックだった。意外に長いので、きょう中には出てほしい」

こうした中、給水車の支援を受けている、宮城病院に水を浄化して再利用できる手洗い装置が届けられました。

記者リポート

「宮城病院に新たに設置されたこちらの手洗い装置は、20リットルの水でおよそ500回手洗いできます」

この装置を送ったのは、岩手県に本社を置く医療用ガスメーカー「北良」で、一度手洗いで使用した水を3つの特殊なフィルターに通すことで、純水に近い水にすることができるといいます。

宮城病院の職員

「新型コロナの感染拡大もしていますので、手が洗えるというのはありがたいです」

宮城病院 宮里節子 看護部長

「少量の水で手洗いして、あとはアルコールの手指消毒くらいしかなかった。これだと安心して感染対策、手指衛生をできると思う。大変助かる」

山元町は当初、水道の復旧のめどを16日としてきましたが、給水管の漏水箇所が想定より多く、断水の解消には時間がかかるとしています。