岩手大学を中心とする研究グループが、放射線セシウムに汚染された土壌を植物で浄化するために役立つタンパク質を世界で初めて突き止めた。

2月15日は、研究グループでリーダーを務めた岩手大学のラーマン・アビドゥール准教授が研究の成果について発表した。

ラーマン准教授などは、植物の根の中にある2種類のタンパク質に注目。

この2つのタンパク質が、セシウムを細胞内に取り込む能力が特に高いことが突き止められた。

このタンパク質を多く持つ植物を植えることで、原発事故による放射線セシウムで汚染された土壌を低コストで浄化することができる可能性があるという。

岩手大学 農学部 ラーマン・アビドゥール 准教授

「ちゃんと土壌からセシウムを取り除けるかが課題」

ラーマン准教授は、発見したタンパク質を多く含む植物の研究と、植物で土壌を浄化する方法の開発に取り組むという。