浦添市の国道でダンプカーが対向車線に進入し5人が死傷した事故で、事故の直前にダンプカーが蛇行して走っていたことが新たに分かった。警察は運転手が運転中に意識を失った可能性も含め捜査を進めている。

今月11日浦添市の国道330号線でダンプカーが対向車線に進入し車4台が巻き込まれた事故では那覇市に住む竹富玲奈さん(26)と息子の玲真ちゃん(1)が死亡した。

事故現場には連日花を手向けに訪れる人々の姿が。「(玲奈さんは)とても子ども思いで本当に明るい仲の良い親子でした。」以前、同僚だった女性は「玲奈さんは笑顔が絶えず、玲真ちゃんも愛嬌があるかわいらしい子だった」と涙ながらに語った。

今回の事故では玲奈さんの母親など2人が大ケガ。ダンプカーを運転していた60歳の男性も意識不明の重体となっている。事故の直前、ダンプカーは異常なスピードを出していたことが分かっていて当初、牧港方面から国道に合流したと見られていが警察のその後の調べで宜野湾方面から南下していたことが分かった。

さらに後続車のドライブレコーダーには事故の直前にダンプカーが蛇行して走る様子が記録されていたという。警察はダンプカーの運転手が運転中に意識を失った可能性もあるとみて捜査を進めている。

ドライバー歴20年の男性「ベテラン運転手で安全運転する方だったと(聞く)。映像を見てもあれは自分での運転ではなくて多分意識が飛んで硬直してアクセルを全開に踏んだんだろうと。」

事故を受けて県トラック協会は加盟する約700の事業者に対し乗務員の健康状態に起因する事故を防ぐため健康診断の結果や持病の有無などを適切に把握するよう求めた上で、悲惨な事故が2度と起きることがないよう安全管理の徹底を呼び掛けた。