振り込め詐欺が“人手不足”⁉

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詐欺師は、次から次へと新たな手法でお金を騙し取ろうとしてきます。

詐欺被害はいつまで経ってもなくなりませんね…。

しかし人手不足が叫ばれる日本。詐欺業界も例外ではないようです。

理由は一般の職種と少し違うかもしれませんが、詐欺師が減るとしたら朗報ですね。

【記事】「実刑じゃ、割に合わねー!」振り込め詐欺が“人手不足”

割りに合わないって英語でなんて言うの?

「実刑じゃ、割に合わねー!」振り込め詐欺が“人手不足”
“It’s me” scams do not pay.
Scam groups are suffering from a shortage of scammers.

【解説】
ここでは「割に合わない」と言う表現に、
not pay (割に合わない・損になる) を使います。

crime does not pay (犯罪は儲からない) というイディオムがあります。

ちなみに、honesty does not pay (正直は割に合わない)は、
「正直者がバカを見る」の意味です。

他にも、not worth it (割の悪い・価値がない)も使えます。

It‘s not worth being a criminal.
犯罪者になることは割に合わない。


報われないニュアンスの「割に合わない」なら、
rewarding (価値のある・やりがいのある・褒賞される)でも表現できます。

It’s not rewarding.
やる価値がない。

不意をついてくるのが詐欺です

【例文】
オレオレ詐欺の次には、アポ電詐欺が流行っています。
The next trend after “it’s me” scams are “appointment call” scams.


今、世の中ではアポ電詐欺と言って、事前に電話をかけ、息子や金融機関職員になりすまして、家族の有無やお金の額としまってある場所を確かめる電話をする詐欺が流行っています。

くれぐれも騙されないように気をつけましょう。


それでは次回もお楽しみに。

Good luck!
(連載「コレ英語で言えますか?」第46回 / 毎週土曜更新)

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プライムオンライン編集部
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FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。