街行く人が手に手に“タピオカ”

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街を行く人々が手にしていた飲み物・・・
それは、「タピオカ」。

タピオカドリンクを手にしたカップルに聞いてみると・・・
女性「(地元の)東北にはあまりないので」
男性「もちもちして、おいしいです」

東京・原宿のタピオカ店に行ってみた。

タピオカを飲んでいるお客さんに味を聞くと、「めっちゃおいしい」、「いろいろな茶葉の味に変えられて飽きない」との答えが返ってきた。

食感が魅力!原宿周辺に30店舗以上

若い世代に大人気のタピオカドリンク。
下に見えるつぶつぶがタピオカで、もちもちとした食感の虜になる人が相次いでいるという。

ブームの再燃で、現在、原宿駅や表参道周辺のエリアだけで30店舗以上がひしめきあっている。

「インスタ映え」・・・ SNS投稿が“定番”の楽しみ

タピオカドリンクを手にした女性のグループは、「タピオカ巡り」、「タピオカパーティーする」、「映えようと」と話した。

おしゃれな容器に入れられたタピオカドリンクを、インスタグラムなどのSNSに投稿するのが、“定番”の楽しみ方のようだ。

ゴンチャ原宿表参道店 吉本竜弥さん:
連日多くのお客様に、老若男女問わず来ていていただいている。

ブームの陰で・・・“ポイ捨て”深刻化

しかし、その人気ゆえの問題が起きているという。
それは、ポイ捨て。

街の悩みの種となっているポイ捨てに、地元商店街の人は・・・

原宿表参道欅会商店街振興組合 鬼雄次郎事務局長:
中にタピオカが入ったまま捨てられているカップが非常に目立ちます。表参道としても、地域の商店街の皆さんも、ゴミの多さに困っています。
(毎日)ゴミ箱を回収して、必ず翌日にはなくしているんですが、また入りきらないくらいのゴミがたまっています。

さらに、取材を進めると、自動販売機の横にあるリサイクルボックスにタピオカドリンクが突っ込まれていた。

ポイ捨て問題の深刻化を受け、売る側も対応に追われている。
ある店は、容器に注意を促すシールを貼ったり、レシートにメッセージを添えたりして、容器を持ち帰るよう呼びかけている。

大ブームの中で問われているのは、購入者一人一人のマナーだ。

(「Live News it!」6月5日放送分より)