午後7時過ぎに寺に現れた男、防犯カメラ映像が収めたのは、約6分間で行われた”さい銭泥棒”犯行の一部始終だった。

さい銭箱をずらし、中に手を入れ…

1月18日午後7時すぎ、誰もいない境内に現れた一人の男。
拝殿の階段を上り、一直線にさい銭箱の右側に向かう。

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一度周りを確認した男は、さい銭箱の片側を持ち上げ、建物から離すようにずらし始めた。

さい銭箱の左側も同様にずらした男。

今度は、建物とさい銭箱の間に体を入れる。
しばらくして体を起こした男の手には、抜き取ったさい銭があった。

すると、金額を確かめているのだろうか?そのさい銭を男は掲げてみる。
この後も同様の作業を繰り返し行った男。

犯行から約5分。自身が動かしたさい銭箱の右側を元の位置に戻した。

続いて左側も戻すのかと思いきや・・・再び隙間に体を入れ、さい銭箱を探り始める。

そしてまたもや、さい銭を手にして起き上がった男は、左側も元の位置に戻し逃走準備を始めた。

ところが・・・
寺の入り口の方を見た男は、なぜか自身の荷物を置いて、トボトボと階段を下り始める。

そんな男に近づいてきたのは、懐中電灯を持つ二人の人物。寺からの110番通報を受け駆けつけた警察官だ。

実は寺は2020年12月~2021年1月にかけ、2回さい銭が盗まれる被害に遭っていた。そのため、夜間の境内を警戒していたところ、防犯カメラで犯行を確認。すぐに通報したという。

32歳の男否認「携帯電話を落とした」

現金1,665円を盗んだ窃盗の疑いで現行犯逮捕されたのは、寺のある横須賀市内に住む32歳の男

男は警察の調べに対し「携帯電話を賽銭箱の後ろに落としたので捜しに来ました」などと供述し、容疑を否認しているという。

警察は余罪があるとみて男の調べを続けている。

さい銭を、災害の被災者や子どもたちへの支援に使っているという寺の住職は、犯人への思いを明かしてくれた。

被害に遭った寺の住職:
昨今の世情を反映しているのかもしれませんが、大変遺憾に思います。犯人には悔い改めていただきたいとは思います。

(「イット!」1月25日放送分より)