八村塁がNBAドラフトで日本人初の1巡目指名

日本バスケ界に新たな歴史が刻まれた。

世界最高峰NBAのドラフト会議で、八村塁選手が、日本人として初めて1巡目指名を受けたのだ。

バスケットの本場、アメリカのNBAのドラフト会議。

アメリカのゴンザガ大学に所属する21歳の八村選手は、紫色のジャケットに袖を通し、日の丸のピンバッジを胸に夢の舞台に臨んだ。そして、ドラフト1巡目、全体の9位でワシントン・ウィザーズから指名を受けた。

日本人として初めて1巡目で指名を受ける快挙に「皆さんやりました!日本人初NBAです」と、日本語で喜びを語った。

身長203 センチの八村選手は、日本代表でチームを13年ぶりのワールドカップ出場へ導くなど、中心選手として活躍した。強豪のゴンザガ大学でも、3年生ながらエース級の成績を残し、卒業を待たずにアーリー・エントリー制度を利用した。そして、ドラフトで日本人初の1巡目指名を受け、日本バスケ界に新たな歴史を刻んだのだ。

八村塁選手:
本当に夢みたいでした。すごい感覚に入って、家族も周りにいたのでちょっとは落ち着きましたが、やはりすごい感覚になりました。

どれだけすごい?NBAドラフト1巡目指名

それでは、日本人がNBAのドラフト会議で指名されることがどれほどすごいことなのか。

アメリカの四大スポーツといえば、メジャーリーグの野球、アメリカンフットボール、アイスホッケー、そしてNBAのバスケットボール。いずれも、いわゆるドラフト制度を導入している。

 
 
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中でもNBAは、30チームから2人ずつの60人しか指名されず、指名されること自体が非常に狭き門だ。

 
 

今回、八村選手を指名したワシントン・ウィザーズは、かつてあのマイケル・ジョーダン選手も所属していたチームだ。

バスケットボール元日本代表ヘッドコーチの倉石さんによると、1巡目で選ばれた選手は、移動はプライベートジェットかファーストクラス。

さらに9位指名だった八村選手の年俸は最大で5億円ともいわれていて、その待遇もまさに桁違いということだ。

 
 

(「Live News days」 6月21日放送より)