世はまさに“妖怪”ブーム?
10連休を前に広島県三次市で4月26日、日本初の妖怪博物館「三次もののけミュージアム」がオープンした。
この記事の画像(15枚)歌手の泉谷しげるさんや妖怪ファンが駆けつける中、河童たちの踊りや三次在住の妖怪「三次の烏天狗」など、さまざまな”妖怪”たちがオープンを盛り上げた。
三次市は、江戸時代の妖怪物語「稲生物怪録」の舞台として知られ、これを町おこしに繋げようと12億円を超える費用を投じて、日本初の妖怪博物館を建設した。
館内には、最新のデジタル技術を使った展示の他、妖怪研究家の湯本豪一さんが寄贈した絵巻物や玩具など珍しい妖怪コレクションが展示されている。
開館と同時に入ってきた、一番乗りのお客さん。彼は年間パスポートを購入していた。
一番乗りの男性に話を聞くと彼は妖怪ファン歴30年の強者だという…
一番乗りの来館者:
狙ってました!まるで心の中に妖怪が住みついたかのようですね…
珍しい妖怪コレクションや最新のデジタル技術を駆使した展示コーナーでは、子どもからお年寄りまで幅広い世代が、妖怪たちのユーモラスな映像を楽しんでいた。
妖怪ファン歴18年:
来てみて感動しています。やっぱり怖いけどちょっと面白いなという不思議な感じがしますね…ツチグモという妖怪がいるんですけど、すごいカッコイイなと…
泉谷しげるは“妖怪以上の妖怪”?
一方、博物館とコラボし地域活性イベントを行うシンガーソングライターの泉谷しげるさんは…
泉谷しげるさん:
こんな朝早くからやる記者会見なんか聞いたことねーぞ!
Q.これまで妖怪との接点は?
泉谷しげるさん:
俺は妖怪以上の妖怪だからね。妖怪かかってこい!みたいな…もののけ以上のもののけになって、二度と来るなとなるくらい暴れて帰ろうかなと…
泉谷さんは勢いのまま、オープニングセレモニーで、このミュージアムに飾ってもらうために描いたという「魔王」の絵を贈呈した。
泉谷しげるさん:
一年持つか持たないかわからないけど…
福岡三次市長:
持ちます!
〝妖怪〟が観光振興の起爆剤となるのか…?
三次もののけフェスティバルは5月6日まで開催され、泉谷しげるアート展「アート オブ ライブ」など、GW期間中は毎日イベントが開催される予定。
入館料
<個人>
一般 600円 大学生・高校生 400円 中学生・小学生 200円
<団体(20人以上)>
一般 480円 大学生・高校生 320円 中学生・小学生 160円
年間入館券(有効期限:1年間) 3,000円
※未就学児は無料です。
開館時間
9:30~17:00
休館日
原則毎週水曜日、年末年始(12/29~1/3)
※休日の場合は翌日
(テレビ新広島)