コンビニで続々と新作・リニューアルおにぎりが登場

日々多くの新商品が登場するコンビニのおにぎり。

セブンイレブンは「リッチマヨ仕立てツナマヨネーズ(124円)」「二晩熟成紅しゃけ(151円)」「たたき梅肉紀州南高梅(124円)」「あごだし仕立て辛子明太子(151円)」「三段階仕込み日高昆布(118円)」の定番5種類をリニューアルする。

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ファミリーマートは「こだわり炒飯(130円)」「サンドおむすびポーク&玉子(ツナマヨ)(230円)」「炙り焼豚トロおむすび(178円)」の3種類を新発売。

ローソンは「金しゃりおにぎり「極」海鮮づくし(298円)」「手巻きおにぎりさばマヨ(140円)」の2種類を新発売。

これらのコンビニおにぎりが1番売れる時期について株式会社ローソンの担当者は

株式会社ローソン コミュニケーション本部広報室 持丸憲さん:
夏になりますとレジャーとか夏休みで外出される方も増えまして手軽に食べられるおにぎりは好まれる傾向にあります。

各社とも、おにぎりが1番売れるのは7月を中心とした夏場、ということだ。

また、コンビニのおにぎりついて株式会社セブン&アイホールディングスの担当者は

株式会社セブン&アイ・ホールディングス 広報センター山口 匠さん:
セブンーイレブンで年間で22億7千万個おにぎりを販売しています。コンビニの代表的な商品といえると思います。

と、解説。

そこで、店頭にある3社のおにぎりをチェック!

セブンイレブンは、およそ20種類のおにぎりを販売している

6月に発売するのは「大きな手巻きおにぎり肉そぼろ卵黄(216円)」。ほかにも、「もち麦の梅こんぶ(124円)」など、のりを巻かないタイプも登場している。

続いてファミリーマートは、およそ30種類のおにぎりを販売。

スーパー大麦を使った健康志向のおにぎりを二種類、一番目に付くところに置いてある。
さらに健康志向以外にも、エビマヨなど高級志向もズラリ。人気のシャケは4種類もある。

おにぎりついて株式会社ファミリーマートの担当者は
株式会社ファミリーマート 商品・物流・品質管理本部 髙島直子さん:
中身が同じ鮭でもものが違うんです

とコメント。
しっかり焼いたタイプと、しっとりと焼きあげた柔らかめの2つのタイプを用意している。

ローソンのおにぎりは、およそ30種類。

新潟産コシヒカリを使った金シャリシリーズが有名だが、「悪魔のおにぎり」は2018年に売り上げ1位に。6月にはこれに「お好み焼き味バージョン」を追加した。

コンビニおにぎり売り上げNo.1はツナマヨ

各社、何のおにぎりが売れているのか?それぞれのトップ3を見てみると、

<セブンイレブンおにぎり売り上げ>
1位ツナマヨネーズ(リッチマヨ仕立てツナマヨネーズ・124円
2位二晩熟成紅しゃけ
3位紀州南高梅

<ファミリーマートおにぎり売り上げ>
1位シーチキンマヨネーズ(手巻 シーチキンマヨネーズ ・115円
2位直火炙り紅しゃけ
3位紅しゃけ

<ローソンおにぎり売り上げ>
1位シーチキンマヨネーズ(手巻おにぎり シーチキンマヨネーズ・120円
2位悪魔のおにぎり
3位焼きさけハラミ

2位、3位にシャケや、梅などが入っているが、1位はどれも、いわゆる「ツナマヨネーズ」だ。

コンビニ3社のツナマヨおにぎりを徹底比較

そこで、それぞれのおにぎり売り上げ1位の「ツナマヨ」を徹底比較。

まずは、具をチェック。

セブンイレブンは6月25日発売のリニューアルで、過去最高の具材量にし、マヨネーズにこだわりの卵を使用している。

ファミリーマートは、大きめに切ったマグロを手でほぐしてマヨネーズと和えることで、ほどよい食感を残したという。

ローソンのツナマヨは、大きめにほぐしたカツオフレークを使用している。季節で変えるというマヨネーズはこの時期、酸味を重視している。

3社の具、断面の長さを測ってみると・・・

セブン―イレブンは6.7センチ、ファミリーマートは5.9センチ、ローソンは5.7センチだった。

続いて「海苔」をチェック。3社ともパリパリとした、有明産を使用している。

長さを測ってみると・・・
セブンイレブンは縦9.5センチ横19センチ。面積は約180センチ平方メートル。
ファミリーマートは縦9.2センチ横18.9センチ、面積は約173センチ平方メートル
ローソンは縦9.2センチ横19.1センチ、面積は約175センチ平方メートルで、3社の海苔の面積の違いは最大7平方センチほどだった。

そして、「お米」。
セブンイレブンは、2019年からお米のうま味を最大限引き出す精米方法へチェンジした。
お米に残ってしまいがちな糠を、これまで以上に減らすことができたという。

一方、ファミリーマートのご飯のこだわりは食べた時のふんわり感を重視している。
旧商品と新商品のイメージ模型を寝かせると、新商品のおにぎりは丸みを帯びてふっくらしている。
2018年7月から、おにぎり内の空間を増やし、手で握ったようなふっくら食感を再現している。

そして、ローソンは・・・国産ブランド米を1種類ではなくブレンドしている。
お米の種類は、企業秘密だが、ご飯の粒が際立つように仕上げたという。

各社ともに、ごはんや具材でこだわりを見せるコンビニおにぎり。
皆さんのお好みは?

(「めざましテレビ」『スゴ撮』6月24日放送分より)