二度目の緊急事態宣言の発令に、福岡名物の屋台や夜の街の関係者からは悲鳴にも似た声があがっています。

13日、夜の福岡市・中洲―。

◆記者

「午後9時の福岡市・中洲です。このように人影もまばらで、タクシー乗り場には空車のマークをつけたタクシーが列をなしています」

緊急事態宣言の再発令が決まった13日夜。

九州一の歓楽街には、静けさが漂っていました。

◆タクシー運転手

「大きなダメージというか、変な話、諦めムード」

「16日以降、どうしようかということを今、嫁さんとかとも話していますけど、休んだ方がいいんやろうかと。貯金を切り崩してやっていくしかないかな」

さらに中洲の街を取材していると、早めに店じまいをしているところもー。

Q.客足が少ない?

◆すし店の店主

「そういうこと」

午後6時から午後10時まで営業しているというこちらの店。

午後8時までの時短要請が始まる16日からは、休業を検討しています。

◆すし店の店主

「致命的やろ、夜の街で8時までは。だけどコロナが終息するまでは、みんな我慢するしかない」

一方、福岡市・天神の屋台。

小川知事の会見を見た屋台の店主はー。

◆喜柳 迎敬之さん

「もう屋台に営業するなってことやね。前回の緊急事態宣言の時も要請したんだけど、(酒類の提供が)19時までやったら早めに屋台を開けさせてって。例えば14時からとかランチ営業をさせて下さいと。そしたら丁重にお断りが入った。やっぱり歩道だから人の交通の邪魔になると、だからダメだと」

屋台は公道を使用するため、夜の営業しかできず、喜柳では16日以降は臨時休業にする予定です。

前回の緊急事態宣言でも1カ月以上臨時休業を余儀なくされる中、クラウドファンディングを募ってなんとか乗り越えましたが、2度目の緊急事態宣言は大きな打撃です。

◆喜柳 迎敬之さん

「僕たちは、去年、屋台で一番もうけが出るゴールデンウィーク、盆、年末と全部第一波、第二波、第三波に潰されている」

国からの1日6万円の協力金を使って、休業中も従業員に給料を払うことを決めていますが、行政に対して手続きの簡略化や迅速な対応を期待しています。

◆喜柳 迎敬之さん

「いま現実に手持ちのお金がないんだから、いますぐおりるようなシステムがあったら素晴らしい。僕は福岡が大好きなんで、福岡を盛り上げていきたいんで、もうこれで最後にしよう」