新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、感染縮小のためにいま何ができるのか、改めて考えます。

【男性(吹き替え)】

「どこから感染したか心当たりはありません。基本は毎日家と会社の往復だけであり、公共交通機関も使わないようにしていました。休みの日は外出しないようにしていました。それでも感染するのだから恐怖はあります」

メールを通じてTSSの取材に応じたのは、新型コロナウイルスに感染し数日前まで入院生活を送っていた広島市に住む30代の男性です。

【男性(吹き替え)】

「手遅れにならないようにするにはどうしたら良いかとの思いから、情報を発信させていただきました」

男性は、昨年末に陽性と判明し、一時は自宅で保健所からの連絡を待っていましたが、息苦しさが我慢の限界に達し、自ら呼んだ救急車で病院に救急搬送されました。

【男性(吹き替え)】

「病院では肺炎の初期症状と聞かされました」

自宅のマンションでは妻と、還暦を超えた母親と3人暮らしですが、入院後の検査で全員の陽性が判明。家庭内感染が起きていました。

【男性(吹き替え)】

「自分の陽性が判明後、家庭内の対策としては、私自身の家庭内隔離、家の中でのマスク着用、うがい・手洗いをしています。家庭内隔離は、ひと部屋を完全に締め切って接触しないように過ごしていました。

ただ、お風呂やトイレは共有なので、消毒はしてましたが同じところを使用していました。食事も会話せずにすぐに済ませるよう心がけていました。

そして、退院後の今も苦しんでいるのが、辛い後遺症です。

【男性(吹き替え)】

「嗅覚・味覚障害、咳、フラつきがあります」

【スタジオ解説・加藤アナ】

30代で若い方だが、嗅覚・味覚障害、フラつきという後遺症がある。改めて新型コロナウイルスの恐ろしさを感じる。

感染者数の多い広島市の感染例を詳しく聞くと、基本的な感染対策が不十分だったために感染した例が多いという。

改めて確認すると、まず手洗い。指の1本1本を丁寧に磨くように洗うことが大事になってくる。マスクもしっかりつけることが大事だが、再確認したいのがアルコール消毒について。

ポンプをしっかり押し込んで液が垂れるくらいしっかり出して、アルコール消毒液を乾くまで手になじませていくことが大事。こうすることでウイルスの膜を破って無毒化できる。

そして、感染経路については家庭内感染がかなり多い。これは、親などの同居する大人から子供への感染例が多いということ。

保育園、小学校、中学校、高校に通う児童・生徒などの感染例が増えているが、多くは学校内ではなく家庭内で感染している。

その背景をみると、広島市で入院以外の患者は、ホテル療養が65%、自宅療養が35%。この35%の自宅療養から家庭内感染がい起きている。

この35%の方々は様々な事情から自宅療養を望んでいる人たち。ペットがいるからなど様々な事情があるようだが、家庭内感染を防ぐためにも、原則として療養施設に入るようにしてほしい、と市の担当者は話していた。

手洗い、マスク、消毒、そして家庭内での感染対策をしっかりして「感染の連鎖」を断ち切る。それが家族の命を守ることに繋がる。