1審で、国の違法性が認定された大飯原子力発電所の設置許可について、効力を停止するよう住民らが申し立てました。

関西電力の大飯原発3・4号機をめぐっては、大阪地裁(森鍵一裁判長)が去年12月に「耐震性について、安全基準を満たすとした原子力規制委員会の判断は誤りだ」として、国に設置許可の取り消しを命じました。

しかし、国が判決を不服として控訴したため、設置許可は取り消されていません。

このため、裁判を起こした福井県や近畿などの住民は、2審の判決が出るまで設置許可の効力を停止するよう大阪高裁に申し立てました。

【効力停止を申立てた住民】

「地震は、高裁判決を待ってくれない。起こる場合は起こる。だから、この執行停止が必要だと思う」

大飯原発3・4号機は現在、運転を停止していますが、関西電力は4号機について、15日再稼働(原子炉を起動)し、2月中旬から本格運転を始めると発表しています。