岡山の「プラモの聖地」が待ちに待った再開
店内にびっしりと積み重ねられたプラモデル。5月から岡山県矢掛町で営業を再開したのは、模型店「エラヤ」。
この記事の画像(9枚)エラヤ・團迫敬郎さん:
昔言って頂いた「聖地」とは程遠いですけど、年齢的な問題もあるからとりあえず10年頑張る
岡山県倉敷市真備町で1988年から営業していたエラヤは、国の内外から集められた貴重なプラモデルが並び「プラモの聖地」とも呼ばれていた。
去年7月の西日本豪雨で被災し約10万点の商品が水没。長年集めた商品を格安で販売し、去年9月に店を畳んでいた。
その後、店主の團迫さんは新たにローンを組み、父親が数年前まで営業していた岡山県矢掛町の店舗を一部改装し、5月1日に店の再開にこぎつけた。
閉店から7カ月。品揃えは被災前の10分の1に減ったものの、常連客にとっては待ちに待った再開だった。
「小学生の頃から来ていた。これだけあればすごい。色々と買っていきたい 」という客も。
エラヤ・團迫敬郎さん:
(被災前の)元の状態は資金的に無理ですけど、少しでも模型を買うのに不自由していた人が買いやすい店になればいい
「エラヤ」では、今後は通信販売なども行い、店の経営を軌道に乗せたい考え。
(岡山放送)