アメリカ議会下院は13日、議会襲撃を扇動したとして、トランプ大統領を賛成多数で弾劾訴追した。

今後の見通しについて、首都・ワシントンから瀬島隆太郎記者がお伝えする。

任期切れが1週間後に迫る中行われた、異例の弾劾訴追。

トランプ大統領の身内である共和党からも賛同者が続出したことで、責任を問う声がさらに広がるのか注目が集まる。

採決では、多数派の民主党に加え、共和党からも10人が賛成に回り、賛成多数で可決した。

議事堂内は、抗議活動を警戒するため、州兵が配置され、厳戒態勢となった。

その後、トランプ大統領は、ホワイトハウスのツイッターに投稿した動画で、襲撃をあらためて批判したが、弾劾訴追には直接言及しなかった。

トランプ大統領「先週起きた暴力行為を全面的に非難する。暴力と破壊行為は、わが国にあってはならない」

また、凍結が相次いでいる自身のSNSのアカウントを念頭に、「検閲しようとする動きは間違っていて危険だ」とつけ加えた。

今後、有罪かどうかを決める上院の弾劾裁判に移るが、共和党側は、政権交代が実現する20日までは開催しない考え。

有罪確定には、上院の3分の2の賛成が必要で、共和党から何人が賛成に回るのかが焦点となる。