12月からの大雪による農業施設などへの被害の規模が明らかになってきた。

岩手県全体での被害額は11億円あまりに上り、今後さらに増えることが見込まれている。

県内では12月中旬以降、特に南部で例年より雪の多い状態が続いていて、累積の降雪量(1月1日時点)は一関市で例年の5倍、奥州市で3倍になっている。

この大雪により、県内では1月12日までに農業用ハウス2346棟、倉庫や畜舎249棟が倒壊や破損するなどの被害が確認されている。

被害額はこのうちの4割でしかまだ算定されていないが、7つの市と町の農業と林業であわせて11億2千万円あまりに上っている。

県によると、積雪の影響で被害の確認が進んでいない地域もあり、被害額は今後さらに増える見込み。

県では国に対し農業施設復旧への支援を要望しているほか、被害を受けた農家対象の相談窓口を設置している。