北海道は1月12日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された38人の詳細を発表しました。
北海道発表分としては2日連続で新たなクラスターは確認されませんでした。
これまでのクラスターが拡大しています。
●飲食店(胆振地方)
新たに利用客の感染が確認され、この関連の感染者は計11人(従業員2、利用客9)となりました。
●会社主催の個人宅での懇親会(胆振地方)
新たに参加者の感染が確認され、この関連の感染者は参加者計10人となりました。
上記2つはいわゆる"忘・新年会"に伴うクラスターで、感染拡大が続いています。
●介護付き有料老人ホーム「川北くらぶ」(帯広市)
新たに施設入所者の感染が確認され、この関連の感染者は計8人(職員5、施設入所者3)となりました。
●介護老人保健施設「あんじゅ音更」(音更町)
新たに職員と施設入所者の感染が確認され、この関連の感染者は計77人(職員23、施設入所者54)となりました。
●住宅型有料老人ホーム「北勝館」(音更町)
新たに施設入所者2人の感染が確認され、この関連の感染者は計21人(職員4、施設入所者17)となりました。
【1月12日北海道発表分の感染者情報】
▼空知地方:2人
▼石狩地方:2人
●石狩市:1人
●千歳市:1人
●北広島市:1人
▼後志地方:2人
▼胆振地方:8人
●苫小牧市:2人
●えりも町:1人
▼渡島地方:3人
●北斗市:1人
▼オホーツク地方:2人
●北見市:4人
▼十勝地方:2人(中等症1)
●音更町:3人
●帯広市:1人
●釧路市:2人
北海道警は、新たに職員の感染を発表しました。
●北海道警 釧路警察署 刑事第二課 50代男性警部補
事件捜査に従事する警部補の感染が確認され、現在同僚職員1人を自宅待機としています。
釧路署では2人目の感染者ですが、1人目との濃厚接触者ではなく、担当係も違い、大人数での会合などもないため感染経路は不明としています。
業務上における市民との接触状況を調査しています。
北海道警では12日に計3人の感染を発表しています。(北海道警本部 薬物銃器対策課、白石警察署)
12日は5人(札幌市1、小樽市2)が死亡、感染者は札幌市81、旭川市2、函館市6、小樽市18人が確認され、あわせて145人。7日連続で100人を上回りました。
札幌市では新たなクラスターは2日ぶりに確認されませんでした。
145人中、34人の感染経路が不明で、重症者は前日から1人減り12人。うち札幌市は前日から1人減り7人でした。
政府は東京と近隣の1都3県(神奈川・千葉・埼玉)へ緊急事態宣言を発令し、13日には大阪、京都、兵庫、愛知、岐阜の計5府県にも発令する方向で最終調整に入っています。
"GoTo"トラベルの一時停止も2月7日まで延長。北海道は1都3県への不要不急の往来自粛を要請し、「集中対策期間」を1月16日以降も延長する方向で調整を進めています。
北海道内の感染者は、計14959人となりました。