つい先ごろ、スポーツ庁が「ビジネスシーン×スニーカー」のスタイルを推奨して、賛否両論を呼んだことはご存じだろう。
その記憶も薄れぬうちに、今度は「ビジネス×ジーンズ」はアリかナシかの議論が巻き起こりそうだ。

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「ビジネス×ジーンズ」の是非をアンケート

実は今月10月26日(木曜日)は「デニムの日」。
そこで、全国20~59歳の男女1000人に「ビジネスシーンでのジーンズはアリかナシか?」を問うアンケートが実施された。
さて、あなたはアリ・ナシどちらだろうか?

「デニムの日」…岡山県倉敷市の「児島ジーンズストリート推進協議会」が制定した記念日。日付は「デ(10)ニ(2)ム(6)」の語呂合わせだというが、少々苦しい気もする。

ガマンしている人がけっこういた

グラフは全てユニクロ調べ
(20代229名、30代240名、40代274名、50代257名 男性559名、女性441名)

まず、ジーンズで出社したいと思っている人が47.3%いるのに対して、すでにジーンズで働いている人は24.4%どまり。
ざっくり言うと「職場でジーンズを穿きたい」という思いをかなえられずにいる人は、アンケートを取った1000人中でも200人以上いることになる。
ではなぜ穿きたいのに穿かないのだろうか?

穿かない理由は「なんとなく」

明確に禁止されているケースを除くと、「なんとなく」や「雰囲気」という、はっきりした根拠のない理由がワンツーフィニッシュ。
他にも、ダメだと言われたわけでもないのに取引先や同僚の目が気になるという意見もあった。
そんな他人の目はいいから、それぞれの本心では「仕事にジーンズはアリかナシか」どう思っているのだろうか?

75%以上が「仕事にジーンズはアリ」

なんと、アンケートを取った全世代で7割以上が「仕事にジーンズはアリ」という回答だった。
しかも驚くべきことに20代と50代は同数値。
世代を超えてこんなに多く人たちが認めているなら、もう明日からジーンズでいいんじゃないの?

なぜ「仕事×ジーンズ」がNGなのか?

スタイリストで服装心理カウンセラーの久野梨沙さんは、ジーンズがゴールドラッシュに湧く鉱夫が穿いていたルーツを持つことから「開拓」や「自由」という記号となっていたと分析。
その結果、日本の仕事場ではジーンズが穿かれなくなったという。

「日本の職場では、しきたりや前例、協調性が重視されてきたため、「自由」という記号を持つジーンズは相応しくないとされてきました。ここから「ビジネスではNG」という思い込みや価値観が広がったのでしょう」

一方海外では、スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグといったIT業界に革新をもたらしたイノベーターがジーンズを愛用したことで「クリエイティブ」な記号へと進化
その結果、日本でもイメージが変わってきているという。

「現代は多様性を尊重する世の中に変化し、ビジネスではクリエイティブを求められることも多くなりました。ジーンズに関するかつての思い込みは、もはや過去のものになりつつあると言えます」

自分のためにも部下のためにもジーンズを

そうはいっても仕事場で最初にジーンズを穿くのは、やっぱり気が引けるし、同僚からも何か言われそうだ。

例えば、新入社員や若手社員が突然カジュアルなジーンズで出社してきたら、きっと職場もザワつくだろう。先輩社員や上司からいろいろと言われてもおかしくない。

こうならないためには、まず上司や社長などトップがジーンズ姿で仕事をして、他の人も穿くような順序を踏む必要があるのではないだろうか。

そこで!部下を持つすべての方々にこちらのデータを見ていただきたい

職場でジーンズを穿く上司のイメージは、「カジュアル」「親しみやすい」「クリエイティブ」など、どれも超好印象なものなかり。
近頃、新人社員とのジェネレーションギャップを感じているあなた!
自分のイメージアップのため、さらに部下がジーンズを穿きやすい雰囲気作りのため、脱スラ(ックス)して「ビジネス×ジーンズ」に挑戦してみてはいかがだろうか。


(執筆:editors room)