男性なら誰しも、年齢を重ねるごとに自分の頭髪に不安を抱くようになるもの。特に30代から40代に差し掛かれば、不安の域を超え、深刻な問題として重くのしかかってくる人も多いだろう。はたして、同世代の男性が頭髪に対して抱く不安や悩みは、どの程度のものなのか? 30~40代の男性300人を対象に、 “頭髪に関する悩み”についてのアンケートを実施した。

頭髪で悩む男性は意外にも少な目!? 悩みの一位はやはり…

まずは、そもそもこの世代の男性が、どれくらい自分の頭髪について悩んでいるのかを調査。その結果は、下記の通りだ。

Q.あなたは「頭髪」に関する悩みを持っていますか?
持っている 112名/37.3%
持っていない 154名/51.3%
どちらでもない 34名/11.3%

意外にも「悩みを持っていない」という答えが半数を超える結果に。言われてみれば、最近は電車や街頭で、頭髪が心もとない30、40代を見る機会が少なくなった気もする。とはいえ、4割近くの人が頭髪に悩みを抱えているのだから、やはりこの世代にとって深刻な問題ということができるだろう。では具体的に、どんな悩みを抱えているのだろうか?

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見た目に影響するものが多く、特に頭髪の「薄さ」を気にする声が多くみられた。調査結果をさらに深く読み込むと、薄毛に悩むようになった時期は40歳以上で37.8%。つづいて、35~39歳で29.7%、30~34歳は14.9%と35歳をボーダーラインとして徐々に上がっていくのがわかる。やはり、経年と薄毛は切っても切れない関係なのだ。

薄毛で“嫌な思い”をした30~40代男性は48.6% 切ない薄毛エピソードの数々

一方、薄毛に悩む人の48.6%が「薄毛のせいで嫌な思いをしたことがある」と答えたのにも注目しておきたいところ。

Q.あなたはこれまで、薄毛のせいで嫌な思いをしたことはありますか?
ある 48.6%
ない 51.4%

具体的なエピソードとしては、「小さい子にハゲといわれた」(46歳・東京都)、「プールや海で髪の毛が濡れたときに、みすぼらしい髪型になり、友人にバカにされた」(36歳・兵庫県)などの直接的な指摘から「どんどんM字型にはげ上がっており、職場や取引先でも『あいつは“剃りこみ”を入れている』と噂された。また、自宅近所でもそういう噂がたっていると、家族から聞いたときも落ち込みました」(45歳・東京都)というように実害を被っている事例も。このように社会的にしばしば蔑視の対象となっていることも、薄毛をネガティブな要素として捉える男性が多い一因といえるだろう。

Q.現在、薄毛改善のためにしていることはありますか?(頭髪に関する悩みを持っていると答えた人を対象に調査)
ある 60.8%
ない 39.2%


とはいえ、薄毛を気にする人の中でも改善のために対策をしている人が6割程度というのが、ちょっと意外なところ。ちなみに、改善策を講じている男性のなかでも“育毛剤”を使用しているという意見が多くみられた。そのほか「プロペシアを飲んでいる」(40歳・埼玉県)など、話題の医薬品を服用している人も。対策をとっている人はより積極的に改善策を求め、対策をとっていない人は悩みながらも放置という現状がうかがえる。

キーワードは“潔さ”と“性格の明るさ”! 女性から見た薄毛の問題点とは?

最後に、試行錯誤しながら男性が悩む薄毛について、女性がどう感じているのかも、フリーコメント形式で聞いてみた(30代・40代女性100名)。

「恋愛対象になりにくい」(47歳・熊本県)、「あまり見ないようにするが、気になってしまう。かわいそうだなという気持ちになる」(36歳・女性)など、男性陣の胸に刺さる意見があるのも事実。その一方で「生まれつきの体質なので、仕方がないと思っている」(35歳・愛知県)という見方もあり、抗えない運命と戦う男たちに理解を示す女性が一定数いるのも事実だ。

ここで薄毛男性に朗報(?)もある。“ただしイケメンに限る”といった意見はさておき、「潔い髪型」と「性格が明るい」といった特徴を持つ人は、あまり薄毛がマイナスポイントにならないようだ。実際「隠さずに堂々としているならいいが、変にスプレーで固めたりしてヘンな髪型になっていると『うーん』と思う」(37歳・東京都)、「思い切ってスキンヘッドにしたほうがかっこいい」(40歳・埼玉県)といった意見も多い。職業柄スキンヘッドは難しいという場合は“性格”や“服装”でカバーすることも可能なのだ。薄毛と戦うのもひとつの手段だが、潔くありのままを受け入れることも選択肢のひとつに加えるべきなのかもしれない。

文=谷口京子(清談社)

(※インターネットによる独自調査。調査期間:2017年2月実施。調査協力:ネオマーケティング)