SXSW2018が開幕

「音楽」「フィルム」「テクノロジー」で世界最大規模の祭典SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)が9日、米テキサス州オースティンで開幕した。

TwitterやAirbnbが世界的に広がったきっかけとして知られ、2017年には95か国およそ7万人が参加。2018年もイノベーター、最先端テクノロジー企業、投資家などが各国から集結している。

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SXSWチーフプログラミングオフィサーのヒュー・フォレスト氏はオープニングとなるセッションで、「『インタラクティブ』『フィルム』『音楽』の3つの要素が合わさってSXSWは特徴的なものになる」と強調し、「あなたの創造力、エネルギー、イノベーション、コミュニティーへの参加がSXSWを魅力的なものにする」と語った。

午前11時からは、スタートアップやテック部門のピッチコンテストが始まった。新しいサービスが登場するたびに、会場から「どうやってビジネスにするのか」など厳しい質問とともに大きな拍手が送られていた。

セッションや展示はオースティンの中心部のあちらこちらで行われていて、会場では日本人の姿も目立つ。

日本からの参加者や出展者は年々増えていて、2017年は1000人以上がSXSWに参加した。特に去年は、イノベーション・アワードの学生部門で東京大学チームが開発した義足『BionicM』が受賞したことでも話題となった。

SXSW2017アワード授賞式
SXSW2017アワード授賞式

13日にはホウドウキョクの能勢伸之解説委員が公式セッションに登壇する。「ニュース&ジャーナリズム部門」で日本メディアや日本人が登壇するのは初めてとなる。

テーマは北朝鮮情勢。トランプ大統領が金正恩委員長の呼びかけに応じて首脳会談を行う方針を固めたことがアメリカでも大きなニュースとして伝えられているため、注目度はさらに上がっていて、セッションへの参加希望はすでに100人を超えている。

また、13日夜に発表されるイノベーション・アワードでは、AI & MACHINE LEARNING部門に日本のアカツキが手がけたMR卓球アクティビティ『PONG!PONG!』と、北米トヨタが提出した『Toyota Mirai-AI』がファイナリストにノミネートされている。

去年の東大チームに続く快挙なるか、注目されている。

『PONG!PONG!』(アカツキ)
『PONG!PONG!』(アカツキ)

SXSWの日程は3月18日まで。そのあと3月26日、27日には、「SXSW2018」報告イベントが東京都内で2日間に渡って開催される。