久下真以子アナウンサー:
ネットの話題をお伝えする「バズふら」コーナーの常連とも言える日清食品がまたバズっています。
今回は、7月末に発売された新商品「ハヤシメシ」の公式動画が『壮大過ぎて』話題になっているんです。

ストーリーは壮大。

映画「パシフィック・リム」によく似た壮大なイメージ。

「パシフィック・リム」の製作費およそ200億円より膨大。

よく見ると英語じゃなくてローマ字で「キタイノシンショウヒン」とか書いてあります。


久下:
スタジオのみんな笑ってましたね。大げさ感が面白い!

映画「パシフィック・リム」のクリエイターを起用

ボディビルダー・法廷画家の石井克昌:
動画に出ていた片桐さんは有名な方ですよね。

久下:
片桐裕司さんは、1998年にTVシリーズ版「Xファイル」のメイクアップでエミー賞を受賞。
映画「A.I.」「ジュラシックパーク3」「宇宙戦争」、そして「パシフィック・リム」などハリウッド大作に携わり続ける彫刻家・デザイナーです。

本当に制作する可能性はある?

久下:
動画の中で、製作費は「500億円、欲を言えば600億円…誰かクラウドファンディングとかやってくれると、ありがたい」と ありましたが、クラウドファンディングサイトの代表である沼田さん、いかがでしょうか?

GREEN FUNDING by T-SITEの代表 沼田健彦:
企業などが試験的に発表したモノが実現することはよくあります。
この間のエイプリルフールには、セメダイン株式会社が「メデタイン」という結婚祝い用接着剤のコンセプトをSNSに投稿したら、商品化してほしいという声がたくさん出てクラウドファンディングで本当に作りました。


他に有名な例では大分県別府市の「ラクテンチ」があります。
市長が温泉のテーマパークを作りたいという動画をYouTubeで公開したら、本当にやってほしいという声がたくさん挙がったので、クラウドファンディングでお金集めて、この前実現しています。
こういうのって、言い出したら本当にやらざるを得なくなるかもしれませんよ。

怪獣にゴハンを食べさせて平和にする

石井:
これ本当にうまそうですよね。
下にゴハンが入っていて混ぜて食うんでしょ。

久下:
ということで試食!…は今回もありません、すいません!

石井:
なんだ、せっかく減量明けで食えるのに。食いたかったな~。
食べさせることで平和になるっていうのは、まさにその通りですよね。ボディビルで減量すると、やっぱりイラついたり怒りっぽくなります。やっぱり食べるとみんなニコニコしますもん。

怪獣もスプーンでゴハンをもらうとニコニコする?

ハヤシメシが世界を救う

速水健朗:
動画の中で「食足りて世は平らか」という企業理念が紹介されていましたけど、日清食品って本当にそういう会社なんですよ。
創業者の安藤百福が亡くなった時、ニューヨークタイムズは「彼は、食べ物を大量生産して価格を安くしたことで世界から貧困をなくすことに貢献した人物である」と、たたえたんですね。
日本の新聞はみんな、「インスタントラーメンの発明者として大きな富を得た」というような評価の仕方なんですけど。

沼田:
日清食品の「カップヌードル」はアフリカとかでも有名ですよね。

久下:
「カップヌードル」は、あさま山荘事件の時に現場の警察官が食べる様子がテレビで流れたことがきっかけで人気が出たんですよね。

速水:
あさま山荘事件が起きたのは2月で、当時はお弁当が凍っちゃうぐらい寒かった。
そのため警察は危うく負けそうになったんです。
立てこもってる人たちは何週間分も食糧がありますが、一方の警察はお弁当を持ってきてもカチカチ、おにぎり作ってもカチカチ
これじゃあダメだっていうので、目を付けたのが「カップヌードル」だったんです。
「カップヌードル」が発売されたのは1971年で、事件が起きたのが72年。まだ出たばっかりの「カップヌードル」を買って現場に送らせたそうです。

久下:
北海道で大きな事故があった時、現場ではみんなシャリシャリに凍ったおにぎりを食べてたんだけど、某局だけはあったかいご飯が用意されていて記者がうらやましがったと聞いたことがあります。

速水:
そういうのって、やる気に関わるから大事だよね。
中国の映画などでロケをすると、向うの人は冷たい弁当とか絶対食べないから、炊き出しで暖かいものを提供しないとみんな怒って帰っちゃうんだって。あったかい食べ物は世界を救う。

久下:
皆さんも、イライラしそうなときは「ハヤシメシ」を食べて心を休めてみてはいかがでしょうか。


(執筆:FLAG7)