爪にQRコードのシールを

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爪Qシール」と名付けられたこのシールは、名前の通り爪に貼るもので、印刷されているQRコードには、患者の身元が確認できる番号と連絡先が含まれている。徘徊している患者を見かけたらスマホなどでQRコードを読み込むことで、患者を安全に帰宅させることができる仕組みだ。また、個人情報保護のため、患者の本名や電話番号などは含まれておらず、セキュリティにも配慮がなされている。

4人に1人が高齢者という超高齢化時代を迎える日本。認知症による徘徊などによる行方不明件数は年間1万に及ぶという。今後も、さらなる増加が予想されるため、患者らの安全や、その家族の負担軽減が期待される。

この他、入間市の『徘徊SOS支援事業』では、靴に貼る蛍光シール『かかとステッカー』や、『爪Qシール』と同じQRコードが印刷された『徘徊SOS支援キーホルダー』を配布する取り組みも行っている。

身体から離れてしまわないシール

松浦茂樹さん(スマートニュース)「やっぱり服だと勝手に取れちゃうとか、脱いじゃうとかあるじゃないですか。そうならないような形で、その人自身に貼るという。爪は伸びちゃうんですけど、貼り直しながらということですね」

松浦「人によっては、『身体に埋め込まれたチップ』じゃないですけど、そういう嫌なイメージを持つかもしれません。でもやっぱり、徘徊される方のご家族にお話を聞いてみると、背に腹は替えられないような状況がある。このようなテクノロジーをもって解決するのであれば、これもまたやり方の一つではあるのかなと」

家族の負担を軽減

鈴木理香子アナウンサー「親戚が認知症になってしまって、徘徊してしまったんですよね。田舎なので皆で協力しあってくれたという事があったんですけど、これを一つの家族だけで探し当てるっていうのは難しいじゃないですか。交通事故とかも防げるかもしれませんし」

平松秀敏デスク「以前おまわりさんに聞いたんですけど、認知症の方って、記憶とかは抜けてしまっても、受け答えがちゃんとしている」

鈴木
「そう、嘘をついたり、ごまかしちゃったりする」

平松
「だから、意外とお名前は『○○です』って答えるんだけど、全く違ったりっていうことがあるそうです。こういうのがあると、それでこの人はご病気かも知れないっていうのが分かるのはいいと思います。名札っていうわけにはいかないし。下着に名前書くわけにもいかないし」

松浦
「そうすると悪用されるケースもあります」

平松
「このニュースは海外でもとりあげられましたね」
※BBCでとりあげられました

3月22日放送「ホウドウキョク×FLAG9」より