新型コロナウイルスの影響で宮城県内でもイベントやコンサートの中止が相次いでいますが今、休日の過ごし方のひとつとして、ある場所が人気を呼んでいます。

丸森町の不動尊公園キャンプ場です。

ここは去年発生した台風19号で敷地内を流れる川が氾濫。

さらには隣接する山も崩れ、大量の土砂が流れ込み、壊滅的な被害を受けました。

その後、地元の建設業者やボランティアの手を借りて懸命の復旧工事が行なわれ、去年の暮れ、ようやくキャンプ場の一部がオープン。

すると、2月から予約が次々と入るようになりました。

不動尊公園キャンプ場 門間義幸さん

「冬キャンプ好きな方がいらっしゃって、週末はいっぱいになるくらい予約をいただいている」

人気の理由は町の復興応援の意味合いもあるそうですが、それだけではないと話します。

不動尊公園キャンプ場 門間義幸さん

「今は新型コロナウイルスの影響で人混みを避けて、こちらで落ち着きたいと思っているようだ」

全国でイベントやコンサートの中止が相次ぎ、休日を楽しめない。

でも、ずっと家にいてもストレスがたまる一方。

ここなら人混みを避けて楽しめると支持されているといいます。

キャンプの利用者

「ここは人が少ないので、なるべく人が多い所は行かないようにしています」

キャンプの利用者

「環境がいいですよね…静かで」

今は最大25組が楽しめるキャンプ場となり、今週末もすでに8割が予約で埋まっています。

しかし、今の状況では子どもが利用できないのです。

敷地内には、未だに、台風の生々しい爪痕が残っていて、危険な場所が所どころにあります。

そのため、子どもの安全を考えると完全に復旧するまでは制限せざるを得ないそうです。

不動尊公園キャンプ場 門間義幸さん

「以前のように家族連れで楽しんでいただけるように、頑張っていきたいと思います」

4月には8つあるコテージの内6つが利用できる見込みで、キャンプ場ではこれに合わせ子どもたちも利用できないか、安全対策などを検討するとしています。