出身大学を偽り就活アプリに登録…別の女子大生にも…

就職活動中の女子大生に睡眠薬を入れた酒を飲ませ、乱暴したとして逮捕された会社員の丸田憲司朗容疑者(30)。

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12月3日、別の女子大生に同様の手口で乱暴した疑いで、警視庁は丸田容疑者を再逮捕した。

女子大生たちと接触するために丸田容疑者が用いたのが、いわゆる就活アプリの「Matcher(マッチャ―)」だ。

就活アプリは本来ならば、業界研究や希望する会社のことを知るため就活生と社会人をつなぐ新時代の就活ツールだが、丸田容疑者は出身大学を偽って登録していた。

利用中の学生からも「アプリ内に通報機能や相談窓口を設けてほしい」「会う場所はオフィス内に限定したほうがいい」などといった声がネットで広がっている。

Matcherでは利用者に対し…
●夜9時以降の待ち合わせ
●面談時の飲酒
●カラオケルームなど個室で相談に乗る行為

を禁止するよう呼びかけているが、こうしたトラブルが後を絶たないという。

トラブルに遭わないために…専門家が指摘する3つのポイント

利用している社会人の8割が男性だという就活アプリ。就活事情に詳しい専門家に話を聞いた。

千葉商科大学 常見陽平准教授:
OB・OG訪問の予約をスマートフォンで手軽に行うことができるということが学生の側のメリットです。就職活動を効率化する上でも、このアプリはメリットがあるということです

しかし、その一方で就活中という立場から、社会人に比べ学生側が不利な立場になりやすいというデメリットもある。

常見氏によると、対策として3つのポイントが挙げられるという。

千葉商科大学 常見陽平准教授:
1つ目は、登録する社会人に対する審査をアプリの運営業者が行うということです。本当にその経歴は正しいのか、過去にOB・OG訪問でトラブルを起こしていないかなどの評価も含めてです

2つ目は、オンラインを前提に訪問すべきこと。3つ目は、目的としている就職活動以外の話になったときに話を元に戻すことも対策として有効だと常見准教授は指摘している。

(「イット!」12月3日放送分より)

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