「なぜ、うちの子が見えないの…どうして?どうして!この先、どうすれば…そう思ったのも束の間、下の子が生まれたらもっと重度(障がい児)でしたから、お姉ちゃんが見えないことなんて『へっ』て感じで。問題と捉えられなくなってしまった。下の子をなんとかしなくちゃ。お姉ちゃんはもう大丈夫、1人で何でもしなさい、と。」

静岡県焼津市の小長谷和美(こながやかずみ)さんは、障がいを持つ2人の母。

大変じゃないと言えばうそになる。

でも、大変を通り越えて、幸せに見えるのはなぜだろう。

生まれつき目の見えない姉・唯織(いおり)と、食べることも歩くこともトイレにも1人で行けない弟・息吹(いぶき)。

1998年、2人と出会い、父・母・祖父・祖母 6人家族を追い続けました。

看護師である母。「2人の子が障がいを持っていてよく仕事できるね」非難されたこともありました。それでも凛とし続けた理由。強くあり続けた理由。20年経って語ったその言葉に心震えました。

「『なぜ、私をこんな体に産んだの』唯織も息吹も決して言わなかった。そう言われたら私も主人もへこんだと思うけど、決して言わなかった。2人をほめてあげたい。」母とは。家族とは。障がいとは。そして、幸せとは。

人と人とが距離を保ち、会話なく食事をしなければならない「今」だから。

命を絶つ人が後を絶たない「今」だから。

ひと時、映画に触れ、ほっとしてほしい。少しでも元気を届けることができればと決断しました。―ドキュメンタリー映画「イーちゃんの白い杖」監督 橋本真理子

フジテレビ系列テレビ静岡が2018年11月、50周年を記念して制作したこの映画。全国各地で自主上映会が開かれていましたが、新型コロナの影響で上映会を断念せざるを得ない状況が続きました。

「自宅でイーちゃんに会えないか」との声が多く寄せられため、映画のDVD化を決定。(Amazonで購入可能。音声ガイド・日本語字幕・英語字幕付き)

静岡市は「障がいとは何かを考えるだけでなく、キャリア教育にもつながる」として、全小中学校124校分の購入を決めました。

更に、12月3日~9日は『障害者週間』。

多くの人に観てもらいたいと映画配信も決め、全12社で配信がスタートしています。(UDCast対応)

障がいがあろうがなかろうか、生まれてきた意味は必ずある。幸せになれる。

ニュースが番組になり、映画になり、教材になる。夢は実現する。

イーちゃんとともに伝えます。

映画DVD・配信の詳細は『イーちゃんの白い杖』ホームページ「ニュース欄」に掲載中です。

https://www.sut-tv.com/ichan/news/

映画配信12社:Amazonプライムビデオ・GooglePray・PakutenTV・TSUTAYATV・dTV・FOD・ひかりTV・VIDEX・J:COMオンデマンド・ビデオマーケット・DMM.com・GYAO!ストア