同性カップルには、結婚以外にも保険制度や部屋探しなどさまざまな問題に突き当たることがある。そこに「国際」が加わったら?

同性の国際カップルが直面する最大の問題

アメリカ人のジャッキーさんと日本人のノリコさん。
2年半前にMeetup(コミュニティサイト)で呼びかけられた食事会で出会った。当時ジャッキーさんは仕事のために来日して4年目。「日本が気に入っていましたが、ノリコと出会ったことでずっとここに住もうと思いました」。

同性の国際カップルが日本に暮らす上で最大の問題はビザだ。

「ジャッキーが持っているのはワーキングビザで、雇用主から書類をもらい1年ごとに更新していますが、もし病気などで働けなくなったらビザが下りずアメリカに帰らなければならないかもしれない」(ノリコさん)

外国籍の女性が日本人男性と結婚し日本に滞在する場合は配偶者ビザが下りる。しかし同性カップルにその措置はない。他の方法はジャッキーさんが日本国籍を取得することだが、それには少なくとも10年はかかるという。

「その前に日本で同性婚が認められたらいいのだけど…」(ノリコさん)

ジャッキーさんの母国アメリカでは同性婚が合法化されている。

「でもアメリカで結婚したくはない。日本が私たちの家だから。それに法的に認められていても、アメリカにはヘイトクライムもある。その点日本は安全で、人前でキスするのも気にしなくていいでしょ」(ジャッキーさん)

2人はFBでBi-National Same Sex Couplesというグループを作り国際同性カップルのネットワークを広げている。