「借金の返済に充てた」。愛媛県今治市の市職員が、マイナンバーカードの再発行手数料を240回に渡って盗んでいたことを認め、9月30日に懲戒免職されました。男性職員は嫌疑不十分で不起訴処分になっていましたが、市の聞き取りに「借金の返済にあてた」などと繰り返し盗んだことを認めたとしています。
懲戒免職されたのは、今治市役所の市民課に勤める係長の男性職員(40代)です。
今治市によりますと男性職員は窓口業務を担当。おととしから今年1月までの間、マイナンバーカードの再発行手数料として、市民から受け取った1000円を240回に渡り、あわせて24万円盗んだとしています。
手口は市民から受け取った1000円をレジに入れずに盗み、市民にもレシートを渡さないことを繰り返していたということです。
男性職員は、市役所に保管されていた公金1000円を盗んだ疑いで今年8月に逮捕されていたものの、翌月に嫌疑不十分で不起訴に。その後に市が事情を聞いたところ、「借金の返済に充てた」などと盗んだことを認めたということです。全額を弁済する意向です。
市は男性職員を懲戒免職にしたほか、監督責任を問い、上司ら7人を減給や文書訓告の処分にしました。
徳永繁樹市長は「公務員として断じて許されるものではなく、市政に対する信頼を著しく損なった」として市民に謝罪しています。
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