横須賀市役所に秘書が婚姻届を提出

小泉進次郎議員:(横須賀の自宅前で7日夜滝川クリステルさんと…)
人間・小泉進次郎という素のままの自分でいられる…

8月7日の衝撃の結婚発表から一夜明け。8日小泉進次郎議員の横須賀の自宅には早速胡蝶蘭の花が届いていた。

午後1時過ぎ小泉進次郎氏の秘書が横須賀市役所に婚姻届を提出し受理された。

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将来の総理候補とフリーアナウンサー滝川クリステルさんの電撃結婚。結婚の話題は閣議後の会見でも…

麻生太郎財務相:
誰と結婚したの?

記者:
滝川クリステルさんと…

麻生太郎財務相:
滝川クリステルどこかで聞いた名前だ。滝川…?

記者
クリステル

麻生太郎財務相:
あぁそう。お父さんがフランス人だって言ってたな、フランス語うまかったな、そう言えば。その人と結婚したの?…ということくらいは知ってる(笑)

果たして人間・小泉進次郎氏が思い描く新たな家族の形とはどのようなものなのか…。8月7日首相官邸で滝川クリステルさんと囲み取材に応じた小泉進次郎議員は…

小泉進次郎議員:
政治家・小泉進次郎の真似はすべきじゃないししたくないと思うけど、父親としては小泉純一郎のような父親になりたいな…

Live News it!のスタジオでは、小泉純一郎元総理と進次郎氏をともによく知るノンフィクションライターの常井健一氏に話を聞いた。

加藤綾子キャスター:
ここからは長年にわたり小泉進次郎議員に密着取材をされている常井健一さんにお話を伺ってまいります。よろしくお願いいたします

常井健一さん:
よろしくお願いします

小泉家の子育て3原則とは…

佐々木恭子アナウンサー:
それでは早速お二人がどんな家庭を築いていくのか。こちらの発言に注目してみました。進次郎さんは「父親としては小泉純一郎のような父親になりたい。心から愛されているということを一点の曇りもなく思わせてくれた」と発言しています。

佐々木恭子アナウンサー:
ではこのお父様、小泉純一郎元総理。どんな子育てをしてきたんでしょうか?結婚されたのは36歳のとき。その年に孝太郎さんが誕生し、その3年後に39歳のときに進次郎さんが誕生翌年には離婚をされて今も独身を貫いていらっしゃるんですね

加藤綾子キャスター:
進次郎さんが1歳のときに離婚をされて、男手ひとつで育てられたということですか?

常井健一さん:
純一郎さんはすでに国会議員でしたので都内の宿舎に住みながら横須賀に通うということをよくされていましてその間、家を守っていたのは純一郎さんの姉にあたるお姉様なんですね。進次郎さん、孝太郎さんのママとして子育てをされていました

加藤綾子キャスター:
孝太郎さん進次郎さんからすると伯母さんになると

常井健一さん:
そういうことになりますね

佐々木恭子アナウンサー:
進次郎さんも中学生になるまではそのお姉様のことをママと思っていらっしゃったそうですね

常井健一さん:
本当の母親だと思っていたようです。14歳のときに純一郎さんに初めて知らされるわけですね

スタジオ
へぇー

佐々木恭子アナウンサー:
そんな小泉家子育て三原則があるそうです。それが、しっかり抱いてそっと下ろして歩かせる。常井さん、この意味するところはなんですか?

常井健一さん:
これは私が純一郎さんに子育ての秘訣についてお聞きしたときにそう答えられたんですけども。
とにかく純一郎さんは子煩悩でして、とにかく愛情を注ぎ、泣いても怒らない。そして、自然に自立させる何しろこれしろとは言わない。そして、一番大きいのは怒らないところですね。

加藤綾子キャスター:
優しいお父さんなんですか?

常井健一さん:
だそうなんですよ

加藤綾子キャスター:
(進次郎議員にも)聞いたことありますか?

常井健一さん:
進次郎さんからも、一切怒られたことがない。しかもバカ息子とか愚息だというふうに紹介されたこともない。父親の子育てのおかげで自己肯定感を高めながら育つことができたという話をされたことがあります

加藤綾子キャスター:
8月7日のコメントでも一点の曇りもない愛情でっておっしゃってましたもんね

息子とキャッチボールのためだけに東京から横須賀へ

佐々木恭子アナウンサー:
それを実際に表わすエピソードがあります。キャッチボール読み聞かせ。これにはこだわって関わっていたということですが…

常井健一さん:
先ほど、都内から通っていたというふうに言ったんですけど。1時間かけて東京から車で横須賀に戻って、それでちょっとの時間だけキャッチボールして、また東京に帰って政治家の会合に出るということを純一郎さんは繰り返されていた

加藤綾子キャスター:
もちろんですがなかなか時間もないわけですよね。その中で顔だけでも見に行ったりとか少しでもコミュニケーションとれるように

風間晋解説委員:
その短い時間のインパクトがすごく強烈だったんじゃないかと思いますよね

常井健一さん:
そのときに寝る前に読み聞かせてもらった本がいまだに進次郎さんの中に残っていると…

加藤綾子キャスター:
ああ そうなんですね

進次郎議員の選挙にクリステルさんは出てこない?

佐々木恭子アナウンサー:
そんな小泉元総理なんですが、昨日孝太郎さんのお話の中で、結婚報告のときに思わず涙をされたというエピソードが披露されていました

加藤綾子キャスター:
このとき、孝太郎さんは進次郎が父になるんだという涙と、クリステルさんに対する感謝の涙じゃないかとおっしゃっていましたけれども、常井さんはどう感じられますか?

常井健一さん:
直接お聞きしてないので推測になってしまうんですが、恐らく進次郎さんが38年前に生まれてから今に至るまでの進次郎さんの道筋というものが走馬灯のようによみがえったんじゃないかなと。純一郎さんはよく変人というふうに言われるんですが自分は普通の父親だというふうに言っているんですね。非常に涙もろい一面があるんです

加藤綾子キャスター:
これから政治と家庭をきっちり分けるどういうふうになっていくんでしょうね?

佐々木恭子アナウンサー:
新しいスタイルを築いていくのか?その片鱗が8月7日の会見からも見えてくるんです。これまでですと政治家の妻というのは地元を守り夫は東京・永田町で働くというスタイルでしたが、8月7日の会見で進次郎議員は「私の選挙とかで妻が出てくることはない」と明言しました。これまでも、小泉議員は自分が地元に戻らなくても選挙に勝てるというような地盤を築いてはきていますよね。また、関係者によりますと挙式・披露宴、新婚旅行といった予定もないということなんです。

加藤綾子キャスター:
これ、新しいタイプの政治家というふうになっていくんですかね?

常井健一さん:
奥さんが地元にいなければ選挙が回らないという発想はそもそも進次郎さんの中にないんですね。

加藤綾子キャスター:
すでに強いですからね

常井健一さん:
お父さんのほうが離婚されていますので実は世襲政治家というのは政治家の妻が、お母さんとして、小さいころから政治家の姿を見ていくんですがそういった記憶というのは小泉進次郎さん、ないんですね。ですので政治家の妻というイメージが非常にフラットで、自由な形で発想できるという特徴があると思いますね

加藤綾子キャスター:
これからお子さんが生まれて子育てを、どう政治に生かしていくのかも注目すべきところですよね

常井健一さん:
新たな正念場になると思います。どういう政策を発信することができるかという点ですね

(「Live News it!」8月8日放送分より)