新型コロナウイルスの感染者数が各地で過去最多となる中、患者を受け入れる医療体制の逼迫(ひっぱく)が現実味を帯びてきた。

東京都では22日、新たに391人の感染が確認された。

21日の感染者数539人と比べると大幅に減ったが、比較的少ない傾向にある日曜日としては過去最多。

また重症者の数は、21日から変わらず40人だった。

一方、厚生労働省によると、病床使用率も各地で上昇していて、11月18日時点で、兵庫県が44%、大阪府が41%、北海道が38%、東京都と愛知県が33%などとなっている。

そんな中、都内では、感染者の入院先が決まらず、保健所から東京都に対して、受け入れ先の調整を依頼する件数が増加。

11月の第1週は、68件だったのが、第2週は97件、第3週は111件にまで増えている。

関係者によると、中でも重症化した患者、特に高齢者の転院先が見つからず、5カ所以上の医療機関から断られるケースも多いという。

各地で病床使用率が上昇している中、22日も、1,000人を超える感染者が確認されている。

北海道では、新たに245人の感染が確認され、札幌市では、14日連続で100人を超えた。

また、旭川市の旭川厚生病院で、看護師や患者など28人が感染し、新たなクラスターが発生した。

そのほか、神奈川県で163人、兵庫県で139人、愛媛県では過去最多となる23人の感染が確認されるなど、全国でこれまでに感染した人は、1,407人、死亡した人は4人で、1日の感染者は、6日連続で1,000人を超えている。