北陸新幹線・金沢ー敦賀間の開業が1年半遅れる見通しが示される中、「芦原温泉駅」の駅舎の建設工事が19日、本格的にスタートした。

大型クレーンで吊り上げているのは、高さおよそ10メートル、重さ4トンの鉄骨の柱。駅舎の建設工事が始まった、福井県あわら市にある北陸新幹線「芦原温泉駅」は、JR北陸線と道路が両脇にあり、地上にクレーンを置くことが難しいことから、13メートルの高さがある新幹線の高架橋の上に、クレーンの仮置き場を設置して作業を進める。初日の19日は、作業員が声を掛け合いながら鉄骨の柱や梁を組み上げていった。

工事の責任者「県内に設置される北陸新幹線の駅のうち、駅舎の着工は芦原温泉駅が3番目で、2022年夏の完成予定です。」

一方、金沢ー敦賀間の開業が、現時点で2023年春から1年半遅れるとの見通しを示している国土交通省は、専門家でつくる検証委員会を設けて工期短縮などの検討を進め、12月中旬までに報告書をまとめることにしている。