日本の近代鉱物学の礎を築いたとされる、福井県小浜市出身の和田維四郎の没後100年を記念し、福井県出身の鉱物学者の功績と交流にスポットを当てた特別展が、福井市の県立こども歴史文化館で開かれている。

会場には、和田維四郎の後輩であり、京都帝国大学で研究していた比企忠や、独学で鉱物学を学んだ市川新松らのコレクションが並ぶ。

注目は、新たに発見された、当時の外務大臣が和田にあてた書簡。鉱山開発のため、石の鑑定を依頼している。

また、比企が市川に送った研究材料の鉱物や、遺品として贈った標本もあり、彼らの交流がうかがえる。11月29日まで開かれている。