浜田市の山林で17日、クマに襲われけがをした男性が、翌18日に現場でその恐怖を語った。島根県内ではクマの目撃情報も急増していて、この男性のケガで改めて注意が呼びかけられている。

被害にあった男性

「後ろからわ-っと(覆いかぶさるように)きた。これはもうやられるなと思いましたよ。」

恐怖の模様を振り返るのは浜田市の猟友会に所属し、狩猟も行っている65歳の男性。顔などには治療したばかりの傷が残っていた。現場は、浜田市街地から車で30分ほどの山に入った市内井野町の山林で、狩猟期の今はハンターがイノシシ狩りに訪れます。けがをした男性もきのう午前10時ごろ、仕掛けた罠を確認するため、山に入ったと言い・・被害男性オン7秒「イノシシが顔だしたと思ったクマでしゃ-っと来たイノシシとツキノワグマがもみ合っているような激しい音を聞いた、その直後!

安部 大地記者

「30メートルほど上の斜面からツキノワグマが降りてきて、覆いかぶさるような形でおそわれたということです。」

背負っていたリュックも泥だらけに・・・持っていた棒で抵抗するも爪で頭や顔などを引っ掻かれました。病院で治療を受け、右腕は4針縫うなど全治2週間のけがだった。

クマに襲われた男性

「威嚇したら逃げてくれました。大きな声出したしね。」

県と市は18日、現場周辺の様子を確認し、捕獲用の檻を設置するなど対策を講じるとしている。島根県内では先月、津和野町でも男性が噛まれて大けがをしていて、4月から9月末までのクマの目撃件数も県内全体で871件と、過去10年で最も多くなっている。出没の原因は、夏場の長雨などで山の中のエサが不足したためと見られている。被害や目撃の多くはやはり山中だが・・・。

浜田市農林振興課・佐々木 紀文さん

「市街地でも目撃が相次いでいる。」

安部 大地記者

「こちらの公園周辺でも先月下旬からクマの目撃情報が増えていて、市民に不安が広がっています。」

浜田市の浜田商港付近でも先月29日から今月6日の間に目撃情報が7件あったという。地元住民は・・・。

「普段はでないのだけど最近出ると聞く怖いですね朝早いときもあるので・・」

高齢夫婦の男性「この辺でクマの話なんてなかったです。」

市街地でも被害に発展する恐れがある状況で県や市は住民に改めて充分な注意を呼びかけている。