全国で初めてテロ対策施設が完成した川内原発1号機は、17日夜、8カ月ぶりに運転を再開し、18日朝、核分裂が一定の割合で継続する「臨界」の状態に達しました。

九州電力によりますと、川内原発1号機は、17日午後7時半に原子炉の出力をコントロールする制御棒を引き抜いて原子炉を起動し、18日午前7時には核分裂の連鎖反応が一定の割合で継続する「臨界」に達しました。

川内原発は、新しい規制基準に基づくテロ対策施設の完成が期限に間に合わず、1号機が今年3月に、2号機が今年5月に運転を停止していました。

そして1号機については今月11日に全国で初めてテロ対策施設が完成し、8カ月ぶりの運転再開につながりました。

鹿児島県薩摩川内市の田中 良二市長は「引き続き、安全確保を最優先に緊張感を持って対応していただきたい」とコメントしています。

川内原発1号機は、19日午後11時ごろに発電を再開し、12月中旬の通常運転復帰を目指しています。