知床沖で遊覧船が沈没した事故をめぐり、乗客家族らが運航会社社長に損害賠償を求めた裁判で、6月9日、初めて社長への尋問が行われました。

 「当時の認識を正直に話したいと考えています」

 9日の裁判、桂田精一被告はそう言って尋問に臨みました。

 この裁判は2022年4月、知床半島沖で遊覧船「KAZU1」が沈没し、20人が死亡、6人が行方不明となった事故をめぐり、乗客の家族らが運航会社社長の桂田被告に15億円を超える損害賠償を求めているものです。

 この裁判で争点となっているのは、出航の判断に過失があったかどうかです。

 9日、初めて桂田被告本人への尋問が行われました。

 桂田被告は当日のルートや折り返し地点を船長とどのように決めたのか具体的に問われましたが、「覚えていない」などと答える場面もありました。

 また、刑事裁判での主張との矛盾を指摘されると、発言を修正しました。

北海道文化放送
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