佐渡金山のふもと、新潟県佐渡市相川地区で初夏の夜を彩る『宵乃舞』が行われました。幅広い世代の参加者が相川音頭を踊り流し、歴史ある響きが今に伝えられています。
6月5日から2日間にわたり、佐渡市相川地区の京町通りで行われた宵乃舞。
初日は今年4月の統合によって人数が増えた相川小学校の児童がみんなで相川音頭を踊り流しました。
【児童】
「宵乃舞を踊れるのはうれしい」
【児童】
「みんなと楽しく踊れたらそれが一番いい」
今年はこの風情ある光景を一目見ようと、県の内外から過去最大となる約5000人が訪れたと言います。
日が落ちると、通りに並んだぼんぼりが踊り子を優しく照らします。
2日目は羽茂高校の生徒が生唄、生演奏で相川音頭を披露。
江戸時代から歌い継がれてきた節回しが若い世代に伝わり、初夏の佐渡に響きます。
【宵乃舞実行委員会 大桃一浩 事務局長】
「新型コロナ以降、芸能団体・伝統文化の継承団体もそれを披露する場がほとんどなくなってしまった。披露する場を我々がつくっていって、伝統芸能継承団体に末長く佐渡の文化を発信してもらえれば」
【訪れた人】
「地域を愛さないとできないことだから、それをずっと続けていこうとする地域の力を非常に力強く感じた」
【訪れた人】
「普段とは違う感じで、夜の明かりもすごく素敵なのでうっとりしちゃう」
江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気に包まれる宵乃舞。世代を超えてこれからも受け継がれていきます。